ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

幸せな記憶

2020年11月15日 17時17分00秒 | ねこ
ふと気が付けば最期の日々ばかりを
思い出しては涙ぐんでしまうから
意識して、元気だった頃のみいみを
思い出すように努力してる。
つらい思い出はほんの数か月だけど
幸せな思い出は16年分もあったから。

ジャンプ一発で調理台に乗ったこと。
私が読んでいる本の上に座り込んで
邪魔をするのが好きだったこと。
なかなか起きない私を起こそうと
顔や髪の毛を踏んづけたり
胸の上に飛び乗ってきたりしたこと。



この季節はひなたぼっこが大好きで、
いつもひだまりの床に転がってたこと。
わたしがテレビを見てるといつも
ブラウン管の上に乗っていたこと。
抱っこすると胸にしがみついてきて、
ゴロゴロ喉を鳴らしていたこと。

そう、みいみと過ごした年月は
楽しくて幸せなことが殆どだった。
みいみを思い出すときには
最期の弱々しいつらい姿ではなく
元気な姿を思い出してやらなきゃ。
くりくりのまん丸なおめめと
鮮やかなピンク色のおはな。
あずき色のむにゅむにゅの肉球と
おひさまの匂いの柔らかな被毛。
今はきっとその姿に戻って
走り回ってるに違いないから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする