先日録画しておいた「プロフェッショナル」という番組で
モスクワのボリショイバレエ団、唯一の外国人ソリストの
岩田守弘さんという方を知りました。
ロシアのコンクールで優勝までしてボリショイに入り、
ソリストにまでなりながら、役がもらえなかった不遇の時代。
舞台監督に直談判して、初めてもらった役は
着ぐるみを着て1分半、ステージを這い回る、
通常バレエ学校の生徒がやるような、屈辱的な猿の役。
周りの人はみな断れと言う中、彼は、やります、と。
その1分半の演技が評価され、役がつくようになったものの
166cmと、ロシア人ダンサーの中ではずば抜けて小さい為に
王子役などの花形が回ってくることは、決してなく、
道化や悪魔といった、「キャラクターダンス」の役ばかり。
それでも、道化なら道化で、世界一の道化を踊ると決め、
今ではボリショイになくてはならない存在なのだとか。
「苦しければ、苦しいほどいい」と、笑顔で言う彼。
悔しくて辛いけど、そういう苦しい時には
外からも内からも磨かれて、必ず成長できるから、と。
いいことが重なっている時は、結果は出るけど、
心が遊んでしまって、成長は出来ないものだから。
「役がもらえないとか、自分につらい時というのは、
だから逆にすごいご褒美、宝物だと思うんですね。」
そして常に自分に言い聞かせているのが、
「思い上がるな」という言葉なのだとか。
やっぱりどの道であれ、ひとつの道を我が道と定めて
極めようとする人は、すごいことをサラリと言うなあ。
苦しい時も成長できるから、ご褒美で、
上手くいったらいったで、当然うれしいから、
そんな人なら、どうしたって不幸になりようがない。
何が起こっても、そんな人生にはご褒美ばかり。
何だか人生の極意を、垣間見たような。
苦しみもご褒美、とよろこび、
順調な時も喜びつつ、思い上がらない。
それは口で言うほど簡単なことではないけれど、
本当のしあわせを見失わないために、
大切にこころに刻んでおきたい言葉となりました。
モスクワのボリショイバレエ団、唯一の外国人ソリストの
岩田守弘さんという方を知りました。
ロシアのコンクールで優勝までしてボリショイに入り、
ソリストにまでなりながら、役がもらえなかった不遇の時代。
舞台監督に直談判して、初めてもらった役は
着ぐるみを着て1分半、ステージを這い回る、
通常バレエ学校の生徒がやるような、屈辱的な猿の役。
周りの人はみな断れと言う中、彼は、やります、と。
その1分半の演技が評価され、役がつくようになったものの
166cmと、ロシア人ダンサーの中ではずば抜けて小さい為に
王子役などの花形が回ってくることは、決してなく、
道化や悪魔といった、「キャラクターダンス」の役ばかり。
それでも、道化なら道化で、世界一の道化を踊ると決め、
今ではボリショイになくてはならない存在なのだとか。
(神社の境内に散っていた、山茶花の花びら)
「苦しければ、苦しいほどいい」と、笑顔で言う彼。
悔しくて辛いけど、そういう苦しい時には
外からも内からも磨かれて、必ず成長できるから、と。
いいことが重なっている時は、結果は出るけど、
心が遊んでしまって、成長は出来ないものだから。
「役がもらえないとか、自分につらい時というのは、
だから逆にすごいご褒美、宝物だと思うんですね。」
そして常に自分に言い聞かせているのが、
「思い上がるな」という言葉なのだとか。
やっぱりどの道であれ、ひとつの道を我が道と定めて
極めようとする人は、すごいことをサラリと言うなあ。
苦しい時も成長できるから、ご褒美で、
上手くいったらいったで、当然うれしいから、
そんな人なら、どうしたって不幸になりようがない。
何が起こっても、そんな人生にはご褒美ばかり。
何だか人生の極意を、垣間見たような。
苦しみもご褒美、とよろこび、
順調な時も喜びつつ、思い上がらない。
それは口で言うほど簡単なことではないけれど、
本当のしあわせを見失わないために、
大切にこころに刻んでおきたい言葉となりました。
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