無事にドイツ旅行を終えて
バンコクまで戻って来ました。
2週間近い長旅で、レンタカーでの
完全な個人旅行だったから
正直なところ随分不安だったけど、
ここまで無事に来られてほっとしています。
レンタカーでの場合、ナビが英語だから
分かりにくいったらありゃしない。
日本のナビほど親切じゃないから、
本当に弾丸のようなスピードで
ぶっ飛ばす周囲の車に抜かれまくりながらも
アウトバーンからの出口を通り過ぎ、
数十キロ先から戻ったことは数しれず。
工事で通行止めの道を案内されたり
全然分からないところで放り出されたり。
そもそもナビには行き先を
ドイツ語で入力しなきゃいけないから、
合ってるんだかどうかも分からなくて、
Googleマップがなかったらどうなっていたか。
一方で自転車に乗る人たちは
本当に大勢見かけました。
ロマンチック街道沿いにも
ずっと自転車専用道が整備されていて
老いも若きもツーリングを楽しんでました。
石畳や山道をものともせずに走る、
あの体力はどこから来るのかなあ。
そうしてよく目にしたのが風力発電。
アウトバーンを走っていると
草原の中で巨神兵にように立ち並んでいました。
環境大国だけあって、ホテルのソープもこれ。
化学薬品は一切不使用だし、動物実験もしない、
しかも手を洗っている最中には水を止めろ、と。
そのせいか、全く泡立たない。
連泊しても環境負荷の大きい洗濯排水を減らすため
タオルの交換は3日に1度くらい。
困ったのは、食事の量の多さ。
これで1人前というから参りました。
これを一人で食べられるの?と聞いたら、
毎日鍛えてるから平気、とのこと。
そのせいかシニアの方々には
立派なビール腹が少なくなかったです。
それ以外に困ったのは、ハエの多さと
タバコを吸う人の多さ。
テラスでの食事では、必ずと言っていいほど
どちらかに悩まされました。
マスクをしている人は皆無だったのに。
あと街なかではトイレが有料なのと
駐車場の見つけにくさにも慣れませんでした。
不愛想な人が多いのは欧米では仕方ないけど
でも親切な人や優しい人もいっぱいいて
随分助けられたのも事実です。
そして街と街の間には広大な農地が広がり
この国の農業はしっかり生きていました。
いろいろネタが尽きないドイツの旅でしたが
慣れない右ハンドル、右側通行を
びゅんびゅん飛ばす車に追われながら
約2,000kmを運転し通してくれた夫にも感謝しつつ
しばし思い出に浸ろうと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます