上司が、刻一刻と経過を報告してくれるので
ドキドキハラハラしながらも、お仕事。
途中、6点差もつけておいて楽勝かと思いきや
9回の表で5点を返された時には
どうなることかと、どれだけ気を揉んだか。
こんなドラマは、心臓に悪いったら。
1点差で逃げ切れて、本当に良かったぁ。
逆転されようものなら、明日仕事を休んで
新潟までわたしが敵討ちに行くところでした。
甲子園の夏も終わり、空にはひつじ雲。
そして朝晩には、いつの間にか秋の気配。
過ぎてみると夏は案外短くて、切ない余韻を残す季節。
昨日、甲子園は準々決勝2日目。
県岐阜商VS帝京、中京大中京(愛知)VS都城商という、
岐阜出身のわたしにとっては
東海勢2試合という、まさにゴールデンカード。
これで応援に行ってやらなければ
何のために関西にいるのか分からないというもの。
午前中、月に一度の漢方外来と半年に一度の消防点検をこなし、
大急ぎで駆けつけて、何とか1試合目の4回の表。
有料席はすべて売り切れて、どこも満席。
それでも何とか先に行っていた友人と合流し
甲子園独特の雰囲気にどっぷりとひたって、わたしも声援。
思いのほか、東海勢を応援してくれる人々が多く、
県岐商は6対3で、中京は6対2で勝ち、最高の一日でした。
そして準決勝の今日は、県岐商VS日本文理(新潟)、
中京大中京VS花巻東(岩手)の
東海勢にとっては、これまたプラチナカード。
駆けつけたいのはやまやまだったんだけど、
昨日の応援で、すっかり燃え尽きてしまったわたしは
バスなら10分の球場行きを断念して、テレビ観戦。
残念ながら県岐阜商は1対2で惜敗してしまったけれど
中京は11対1で大勝してくれたため、
明日の決勝ではぜひ、中京に県岐商の仇を取ってもらえれば。
それにしても中京対花巻東の試合では、
今大会屈指のピッチャー、菊池君が背中を痛め、
息をするのも痛いという状況でマウンドに立ってホームランを浴び、
次々交替した選手も連打を浴びて、痛々しいほどで、
途中からどちらを応援しているのか、自分でもわからない状態。
容赦ない中京の攻めに思わず、もうその辺で勘弁してやって、と
思わずテレビの前で言ってしまうほどに。
でも、どちらも、精いっぱいの良い試合。
夏の高校野球が大好きだった父なら、泣きながら観たでしょう。
明日、どちらが勝っても負けても、
この夏すべての汗と涙に、心から拍手したい思いです。