前回のブログをアップした翌日、
みいみは静かに旅立っていきました。
前日から急に足腰が立たなくなり、
それでも流動食をなめてくれたのに。
まだ1-2ヶ月は大丈夫だと思ったのに。
いつもは北側の部屋で寝てるのだけど
その日は目の届くところにいてほしくて
日の当たるリビングにベッドを置いて
仕事の合間合間に様子を見ていました。
正午頃、呼吸が急に乱れ始め、
異変を感じた私は、傍らにすわって
そっと撫でて、声をかけ続けていたら
次第に呼吸の間が飛ぶようになり、
やがてそのまま息を引き取りました。
穏やかで、静かな最後でした。
みいみは、うちに来て幸せだったかな。
みいみは、うちに来て楽しかったかな。
最後の30分間、ありがとう、大好きだよ、
いい子だったよ、よく頑張ったね、って
思いつく限りの言葉をかけ続けたけど
みいみにはちゃんと聞こえていたかな。
その夜は一晩、みいみの隣で眠り、
翌日、雲一つない美しい秋の朝に、
みいみは旅立っていきました。
いっぱいのお花に囲まれたみいみは
涙が出るくらい、可愛らしかった。
うちに来てから、16年と半年。
1歳ちょっとで尿路結石症になり、
12歳の秋には糖尿病になり、
15歳で鼻腔リンパ腫が発覚し、
16歳8ヶ月よく頑張ってくれました。
挨拶に行った時、担当の獣医さんも
「この子は本当に大変な子だったけど
この子のように手がかかった子ほど、
いなくなると寂しくてたまらないと
みなさん、おっしゃいますよ。」と。
確かに手はかかったかもしれないけど、
だからと言ってこの子の可愛らしさは
たとえ1mgだって減りはしなかったし、
この子が面倒だなんて思ったことは
誓って、ただの1秒だってなかった。
そのくらい、みいみはいい子だったし、
愛らしかったし、いっぱい癒してくれたし、
私の大切な大切なたからものだった。
雪が舞うような寒い冬の日も
みいみがいる部屋は温かく感じたし
疲れて帰る暗い夜道での足取りも
みいみが待ってると思うと軽やかになった。
みいみの寝顔を見れば嫌なことも忘れたし
みいみを抱っこすれば、心が温かくなった。
みいみを抱いて眠る冬のお布団の中は
心が愛で満たされる至福のひとときだった。
そのかけがえないみいみが、もういない。
このマンションに引っ越してきてすぐ
みいみをうちの子として迎え入れたから、
みいみのいない部屋に住むのは初めて。
朝起きても、みいみがにゃーんて鳴かない。
ただいまって帰ってきてもお迎えに来ない。
ご飯の時間になっても、せがみに来ない。
みいみって呼んでも返事をしてくれない。
この身を切るような淋しさ、悲しさ。
どれだけ泣いたら、涙って尽きるんだろう。
今はまだ嵐のような悲しみに翻弄されて
転覆しそうな、情けないわたしだけど、
家族や友達の温かな言葉に支えられ、
やがて時間が、この悲しみを穏やかで
美しいものに変えてくれると信じよう。
姿は見えなくなったけど、まだどこかに
みいみが遊びに来てくれると信じよう。
まだまだ泣いてしまうけど、それでも。
みいみは静かに旅立っていきました。
前日から急に足腰が立たなくなり、
それでも流動食をなめてくれたのに。
まだ1-2ヶ月は大丈夫だと思ったのに。
いつもは北側の部屋で寝てるのだけど
その日は目の届くところにいてほしくて
日の当たるリビングにベッドを置いて
仕事の合間合間に様子を見ていました。
正午頃、呼吸が急に乱れ始め、
異変を感じた私は、傍らにすわって
そっと撫でて、声をかけ続けていたら
次第に呼吸の間が飛ぶようになり、
やがてそのまま息を引き取りました。
穏やかで、静かな最後でした。
みいみは、うちに来て幸せだったかな。
みいみは、うちに来て楽しかったかな。
最後の30分間、ありがとう、大好きだよ、
いい子だったよ、よく頑張ったね、って
思いつく限りの言葉をかけ続けたけど
みいみにはちゃんと聞こえていたかな。
(眠るように旅立っていきました)
その夜は一晩、みいみの隣で眠り、
翌日、雲一つない美しい秋の朝に、
みいみは旅立っていきました。
いっぱいのお花に囲まれたみいみは
涙が出るくらい、可愛らしかった。
うちに来てから、16年と半年。
1歳ちょっとで尿路結石症になり、
12歳の秋には糖尿病になり、
15歳で鼻腔リンパ腫が発覚し、
16歳8ヶ月よく頑張ってくれました。
挨拶に行った時、担当の獣医さんも
「この子は本当に大変な子だったけど
この子のように手がかかった子ほど、
いなくなると寂しくてたまらないと
みなさん、おっしゃいますよ。」と。
確かに手はかかったかもしれないけど、
だからと言ってこの子の可愛らしさは
たとえ1mgだって減りはしなかったし、
この子が面倒だなんて思ったことは
誓って、ただの1秒だってなかった。
そのくらい、みいみはいい子だったし、
愛らしかったし、いっぱい癒してくれたし、
私の大切な大切なたからものだった。
(在りし日の、温かくて柔らかなみいみ)
雪が舞うような寒い冬の日も
みいみがいる部屋は温かく感じたし
疲れて帰る暗い夜道での足取りも
みいみが待ってると思うと軽やかになった。
みいみの寝顔を見れば嫌なことも忘れたし
みいみを抱っこすれば、心が温かくなった。
みいみを抱いて眠る冬のお布団の中は
心が愛で満たされる至福のひとときだった。
そのかけがえないみいみが、もういない。
このマンションに引っ越してきてすぐ
みいみをうちの子として迎え入れたから、
みいみのいない部屋に住むのは初めて。
朝起きても、みいみがにゃーんて鳴かない。
ただいまって帰ってきてもお迎えに来ない。
ご飯の時間になっても、せがみに来ない。
みいみって呼んでも返事をしてくれない。
この身を切るような淋しさ、悲しさ。
どれだけ泣いたら、涙って尽きるんだろう。
今はまだ嵐のような悲しみに翻弄されて
転覆しそうな、情けないわたしだけど、
家族や友達の温かな言葉に支えられ、
やがて時間が、この悲しみを穏やかで
美しいものに変えてくれると信じよう。
姿は見えなくなったけど、まだどこかに
みいみが遊びに来てくれると信じよう。
まだまだ泣いてしまうけど、それでも。