ウチの職場も、やっと省エネ、
最低限必要なだけ使うという風潮が色濃くなってきた。
うれしいことです。
たとえば、ロビーが暖房しすぎてない。
寒い・暑いって感覚は、人にって様々。
なのでエアコンで一律に、ということではなくって、
寒い人は、温風ヒーターのそばに行く、というような形が良いですよね。
また電灯も、全体を煌々と照らさなくても、
新聞など読むのに明るい方がという場合は、
窓の近くの明るい席に行けば良いんですよね。
職場では、首に スカーフやマフラー。
そして、「腕抜き」。
ナイロン製(ヤッケのような生地)の腕抜きは、とてもあったか~い。
昔の人の智恵って、すごいものがありますよね。
子どもの頃、お風呂は薪でした。
入ってみて意外とぬるかった場合、「こうしたらぬくうなるで」、と母から教えてもらった方法は・・・。
両手を水車のようにグルグル回して、
お湯の流れが自分の胸の方に来るようにするんです。
すると、「へぇ~」と思うほど、あったかく感じられる。
母が魔法使いのように見えて尊敬しちゃった。
母の智恵は、他にも色々。
何年か前に帰省したとき、その暮らしぶりにハッとしました。
たとえば、なにかもらって帰るとき、
ちょうど良い大きさのイージーバックがサッと出てくるんです。
見ると、きちんと畳んだイージーバックが、大きさ順にきれいに小箱に収納されている
これは素晴らしいと、それからは自分も真似するようになりましたね。
子どものとき、セロテープが出始めた頃は高価だったのでしょうか、
母は、短めに必要最低限だけ使っていました。
私は、今でもそんな感じで、
場合によっては、幅を半分にカッターで切って使っています。
プリンターで印刷したのをつないだりする時など、細長い方が良いのです。
適切に使うのって、こころがスッキリして落ち着くし、
工夫したらムダを無くせた、そういうのを見つけた時って、
「ヨシッ」って感じになっちゃいます。