夕べ『クローズアップ現代』を見ていたら、
鎌田實さんが出演されてました。
「あら~、カマタさん」
スミマセン、なんとおこがましい。。
でも、とても親しみが感じられる方。
このところ、カマタさんの本を立て続けに読んでいるんです。
『へこたれない』、 『よくばらない』、 『この道 より道 まわり道』、
そして、『空気は読まない』。 (ぜんぶ地元の図書館にありました)
この『空気は、』の中に、ブラダン・コチさんというチェコのチェリストの話があり、
鎌田さんの文章に、どんどん惹きこまれていきました。
まるで感動の映画のようでした。
本を読んで戴けたら良いんですが・・・、
ごくごく簡単に言えば、コチさんは、
「人に銃口を向けるなんて、出来ない」と、兵役を拒否、2度も投獄された。
平和を求めて民主化運動をした信念の人。
そんな彼が、鎌田さんの病院でコンサートを。
それを楽しみにしていたある重症の女性、コンサートの会場まで降りられない。
それを聞いたコチさんは、その女性の病室まで行って、
たった一人のために演奏したのです。なんと、「浜辺のうた」を。
(コチさんのことは、ここでも紹介されています。 ↓
http://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2011/04/27/_in_13.php )
鎌田さんは『チェルノブイリ連帯基金』の理事長。
さまざまな支援を展開しておられます。
コチさんがボランティアで協力してくださり、
コチさん家族(音楽家ファミリーなのです)が中心になって演奏してくださることに。
そして出来たのです、『ふるさと~プラハの春』というCDが。
私は、このCD 聴きたい!と思ったんです。
難聴の耳に、どれだけ聴こえるかわからないけれど、欲しい、と思ったんです。
注文したら、すぐに送って戴きました。
ワクワクして聴いてみたら、音楽は素晴らしいんですが、、、
曲名や作曲者名が、(日本の歌以外は)外国語で書いてあって、私にはほとんどワカラナイ。
最後の曲などは、4楽章まであるようだけれど、その辺りの表示の仕方もわかりづらい。
マニアの方や若い方なら、良いんでしょうけど、、
う~ん。。
しばらく考えて、事務局にメールで、そのまま伝えさせてもらいました。
すると、すぐに返信が。とても誠実・丁寧なお返事でした。
そして、チャンと全部カタカナや「第二楽章」のような、
だれにでも分かるような表記を伝えて戴いたのです。
こういう響きあい、
心から嬉しいことでした。