3月3日に、京都各所で開催されるお雛まつの神事や祭事、イベント…「たくさんあって行き切れない…」と毎年どこに行くか悩むミモロです。
そこで昼過ぎに訪れたのは、「三十三間堂」です。
この日は、三十三と三月三日にちなみ、「春桃会(もものほうえ)」が行われ、本堂には、池坊の献花式と花の展示も…。
「本堂の拝観無料になるんだよ~」と、「三十三間堂」では、正月15日にも無料公開になります。
「不思議思ったより空いてる…」いつも観光客や参拝者でいっぱいの境内には、それほど多くの人が歩いていません。
本堂の仏様たちにお参りするまえに、ふと本堂の東側を見ると、大勢の人が集まっています。
「なんだろ?」とミモロ。
そばの看板を見ると「青空説法」と 「瀬戸内寂聴さんのお話が聞けるんだ~。それで大勢の人が集まってるんだ~」
ミモロもそばに行ってみることに…
本堂の中央に椅子に座られ、お話なさる瀬戸内さん。毎年、ここで法話をされるのだそう。
ハリのある声が境内に響きます。
1922年(大正11年)生まれの瀬戸内さん。「え?95歳になるの…信じられない~」とミモロ。
京都嵯峨野の庵「寂庵」の庵主さまです。
境内には、1000人を超すだろう人たちが、熱心に耳を傾け、寂聴さんのお話を聞き漏らさないように、真剣に前を見つめています。
天台宗の僧侶として、人々へ法話をする活動。小説家としての活動も盛んに…。
「すごいパワフルだね~」と、ミモロだけでなく、説法を聞く人たちは思ったはず。
さて、この日、無料公開されている本堂の仏様の前には、池坊の献花が、仏様の前を彩っていました。中央の千手観音さまのおそばには、雛飾りも。
また特設のプラットホームから、仏様のお姿をいつもより高い位置から、拝見することもできました。
この日は、女性のためのお守りなども用意されています。
「欲しいけど、家にお守りたくさんあるし…」とこの日は我慢。
境内では、マスコットキャラクターも募金活動を一生懸命に…
ミモロもちょっと寄付しました。
「あ、雛うどんとお寿司があるんだって…」
興味津々のミモロです。
「三十三間堂」の参拝を終えて、東側にでると
平安中期に後白河上皇の宮廷「法住寺殿」があったところで、木曽義仲に焼き討ちにされ、また後に後白河上皇が崩御すると、その御陵を守るお寺でした。
「あ、梅…」ミモロが境内を覗くと、本堂の脇にりっぱな枝ぶりの梅が満開。
「すごくキレイ…」春の日差しを浴びて、今が盛りの梅の花です。
今、京都の町歩きをしていると、ふと甘い梅の香りが漂うことがあります。
梅の香りに誘われて、そぞろ歩く京の散策もおすすめ…。
「もう春だよね…でも、また雪降るのかな…」とミモロ。
春といえどもまだ油断はできません。
*「三十三間堂」の詳しい情報はホームページで
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