1月10日から開催されていた非公開文化財特別公開「京の冬の旅」も、3月18日に終了しました。「今回も、いろいろ貴重な文化財を拝観したね~」と、ミモロは、公開された15か所のうち、9か所を訪れました。
すでにいくつかリポートしているので、今回は、最終週に訪れた3か所をご紹介します。
まずは、烏丸今出川近くにある「大聖寺」。旧御寺御所といわれる尼門跡寺院です。
足利義満の「花の御所」跡に建つ格式高い尼門跡寺院で、なんと歴代24台の内親王さまが、ご住職を務められたそう。
「すごくお庭もキレイだよね~。それに可愛いお人形さんもたくさんあった~」とのミモロの感想。
ここは、撮影禁止だったので・・・そして、次にご紹介するのは、「妙心寺」の塔頭「玉鳳院」ですが、ここも撮影禁止でした。
ここは、「妙心寺」の山内で最古の塔頭寺院で、1342年の創建とか。「お庭も立派だよね~。秀吉の息子の鶴松ちゃんの御霊屋もあって、その中に、可愛い像がありました。これ、応仁の乱の時の弓矢の痕だって~」
また、「大徳寺」の塔頭「総見院」にも行きました。
ここは、天正11年(1583)に豊臣秀吉が創建した織田信長の菩提寺です。
「信長さんの座像があって、本物に似てるといわれる、なかなかりりしい顔つきでした」とミモロ。
境内には、趣の異なる3席のお茶室があります。
「どこも素敵~ここでお茶飲みたいなぁ~」
大きな石をくりぬいて作った「掘り抜き井戸」。その石は、加藤清正が朝鮮出兵の折に持ち帰ったものだそう。
「わ~深い~」ミモロ、落ちないように…中を覗き込むミモロにハラハラです。
境内の奥には、信長一族のお墓が並んでいます。秀吉は、ここで信長の葬儀を行いました。
「本能寺の変で、信長の遺体はないはず…でも、ここには、奥さんの帰蝶のお墓もある~」。なんでも信長のお墓というのは、いろいろな場所にあるそうで、京都では、「阿弥陀寺」にも信長のお墓と座像があります。こちらでも、信長の葬儀が行われたとか。
「侘助椿」が咲く庭、土の壁と趣ある寺院でした。
「京の冬の旅」では、スタンプラリーが行われ、拝観した場所のスタンプを3つ集めると、市内各所の和菓子店など10か所のいずれかで、お茶やコーヒーがいただけ、場所によってお菓子付きのところも。
ミモロは、「お菓子が付いてるところがいい~」と、四条油小路にある「亀屋良長」へ。
「美味しいお菓子~」
「今回は、これで拝観も終わりだね~」とミモロ。今年は、コロナの影響で、途中から公開されない場所などもありました。
また、京都への観光客も少なく、さらに外出を控える人も多かったので、どこも拝観者は、少なく感じました。
「市バスの乗客も少ないし、よほどのことがない限り、濃厚接触することなかったね~」とミモロ。
そう、ミモロは、ほとんどを自転車でまわっていたのでした。「コロナで運動不足になるから、できるだけ、歩いたり、自転車で移動しよう」と。
京都では、レンタル自転車も多く、春は、とても気持ちの良いサイクリングシーズンです。
ぜひ、コロナによる濃厚接触の危険回避と運動不足解消に、自転車もおすすめ。場所によっては、アシスト自転車もあります。
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