京都各所の神社仏閣で行われる「節分会」。ミモロが楽しみにしている冬の祭事です。
京都では、「須賀神社」だけで見られる「懸想文」。昔のラブレターである懸想文は、文字が書けない人に代わり、都人などが代筆し思いを伝えたと言われます。女性の幸せになりたい…という思いが込められた懸想文は、箪笥に入れておくと、衣装が増えると言われます。
「こんにちは~今年もお目にかかれて嬉しいです」と、ミモロは懸想文売りさんにご挨拶。
「コロナ感染予防でお口隠してるんじゃないんだよ。誰がやっているのかわからないようにする覆面なんだよね~」とミモロの説明。
身分の高い人の副業的な仕事だったこともあり、それを隠しているとか…。
「須賀神社」の絵馬も「懸想文売り」のデザインです。
「ミモロちゃん、今年もようこそお詣りにいらっしゃいました~」と神職の方。
「あ、ミモロちゃん~」と節分の時期だけの授与品が並ぶ場所でも、毎年ご挨拶する方々が…。
そう、節分は、ミモロにとって1年に1度ご挨拶する方々が多く、お目にかかれるのを楽しみにしているのでした。
「須賀神社」には、この時期だけの「須賀多餅」というお菓子があります。
「柚子の風味の餡子が入ってるんだよね~」と、以前は、ここでお茶と共に頂いたのですが、コロナ禍になり境内での飲食はできなくなりました。
「わ~かわいい~鬼さんのお面もしてるのね~」とミモロを抱く方々に笑みがこぼれます。
また、近くの「本家八つ橋 西尾本舗」では、モチモチした食感の生八つ橋をつかった「懸想文餅」が、販売されています。
さて、「須賀神社」の向かい側の「聖護院門跡」でも毎年豆まきや護摩法要などが行われますが…
今年は、山伏さんたちの法要などが行われ、豆まきは中止です。
2日に訪れたミモロ。境内には、人の姿はまばらです。
境内に響く「ろうそく1本奉納されました~」という山伏さんの声。
ミモロもロウソクを奉納し、いつもは拝見できない本堂に参拝します。
「あ、元鬼さん~」とミモロが駆け寄るのは、初めてここを訪れた時にお友達になった僧侶の方。
「もう鬼さんにならないの?」と尋ねます。「う~鬼さんになりたいんだけど…コロナになってから、鬼さんに変身する衣装を使いまわしができなくて、鬼の担当者の数が限られてしまってね…。本当は鬼さんになるの大好きなんだけど…」と。
今年は、姿を見せる鬼の数も、どこも少な目のよう…。「つまんないの~」と鬼が大好きなミモロです。
「鬼さんじゃなくても、会えてうれしい~」と。
さて、「聖護院門跡」の前でも、節分のお菓子が売られています。こちらは「聖護院八つ橋」のテントです。
鬼の形のお菓子で、そのパッケージも鬼のデザイン。それは、鬼のお面になるのだそう。
「あ、ミモロと同じだ~」というのは、お店の方は、鬼のお面とマスク姿…まさにミモロと一緒です。
節分の時期だけ買えるいろいろなお菓子…「お豆だけじゃないんだよね~」と、それも楽しみのひとつです。
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