ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭」の後祭り。「大船鉾」でのミモロのご奉仕…今年もがんばりま~す。

2023-07-22 | 京都


いよいよ「祇園祭」も後半に…。後祭りの山鉾が、京都の町に姿を現しました。

ミモロは、毎年、「大船鉾」という山鉾巡行の一番最後、〆を担う船の形の鉾です。

祇園祭の山鉾巡行では、前祭りでは「船鉾」が、そして後祭りでは「大船鉾」と、船の形の鉾が巡行を締めくくるのです。

つまり「大船鉾」は、山鉾巡行の一番最後に現れるもの。船の形の先端には、今年は「大金幣」が飾られています。
昨年は、金色の「龍頭」で、1年ごとに交代で、その重責を担います。

「NPO法人 京都の文化観光を考える会 都草」のメンバーであるミモロは、毎年、メンバーさんといっしょに「大船鉾」でご奉仕をします。

ご奉仕の内容は、訪れた観光客の案内やお守りや厄除け粽の授与などいろいろ。

今年ミモロが担当したのは、町会所の1階で、ご神体の住吉明神、鹿島明神、安曇磯良神がいらっしゃる場所での案内係です。

「この神様たちは、2階にいらっしゃる神功皇后をお守りする皆さんで、船の鉾らしく海と深い関わりのある神様たちで~す…」など、「大船鉾」について案内します。

観光客が途絶えた時間を見つけたミモロは、「この間に2階で今年の様子見てこよう~」と、2階へ。


そこには、鉾の側面を飾る「下水引」

荒海の航海を表す波濤が、金糸で刺繍されています。

また、鉾の前後に掛けられる「前掛」と「後掛」など、いずれも龍が描かれたつづれ織りです。

「どちらも、見事な作品だよね~動く文化財って山鉾が言われるのがわかるよね~」と、何度拝見しても、その職人技に感動します。

「あ、龍頭くん…今年は、お留守番だね~」と、昨年は、鉾の先端を担った金色の龍。

今年はお留守番なので、訪れた方は、すぐ近くでいっしょに撮影できます。

鉾の中に乗り込んだミモロ。

先端の大金幣がよく見えます。
 

1864年に蛤御門の変で焼失し、2014年に150年ぶりに巡行復活を果たした大船鉾。
鉾ができる前から、ご奉仕をしているミモロは、毎年、その姿を見ると、復活した感激に蘇ります。


その後も毎年、少しずついろいろな部分が修復されています。

「さぁ、持ち場に戻らなくちゃ~」とミモロは、下へ。
そして夕方、この日のご奉仕は終了。

「お先に失礼しま~す。また、23日に来ま~す。バイバイ~」と、他のメンバーさんに挨拶。

「さぁ、他の山鉾見に行こう~」と、「後祭り」の山鉾巡りに出かけました。



<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都の夏の神事。「下鴨神社... | トップ | 2023ミモロの祇園祭。後祭り... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

京都」カテゴリの最新記事