秋空が清々しい気分にさせる9月25日。ミモロは、久しぶりに「上賀茂神社」へ出かけました。
ここでは、毎月第4日曜日に「上賀茂手づくり市」が開催されます。好転に恵まれたこの日は、大勢の人々が、楽しみに訪れていました。
まずは、参拝…とミモロが、鳥居に向かおうとすると、そこに神馬としてのお役目を担う白い馬が、その日のおつとめを終えて、厩舎に戻るところに遭遇しました。
この馬は、2020年から神馬になった「神山号7世」で、なんでも桜花賞を制したダンスインザムードの子供なのだそう。
「え~そんな足の速いママの子供なら、賀茂競馬(かもくらべうま)の時、すごいんじゃないの?」と想像するミモロです。
今年、5月に再開された「賀茂競馬」の様子は、残念ながら不明ですが…。
毎日、厩舎から神社に出勤する「神山号」。生きた神馬がいる神社は、全国でも数社ほどなのだそう。
その日のお務めを終え、鳥居のところでご挨拶。
「あ、オシッコしてる~」とミモロが声を。突然、鳥居の正面で勢いよく放尿。「きっと我慢してたんだね~」と同情しきり。
係の人は、馴れたもの…さっと砂を上からかけて、何事もなかったように、その場を離れた神馬でした。
さて、鳥居過ぎて、参拝へ向かいます。
社務所では、秋限定のお守りが授与されています。
無事に参拝を終えたミモロは、「あと3か月だね~」と、門のそばにいる干支のトラにご挨拶。
気づけば、今年もあと3か月…コロナ禍で過ごした時間が、長かったのか短かったのか…それぞれ異なる思いがあるのでは?
まだ、夏の暑さも残るこの日…境内の小川では、水遊びする子供たちの姿が…
境内をトコトコ歩き、「あ、ここで展示会してる」と足を止めます。
3連休に「庁屋(ちょうのや)」という重要文化財の建物で開催されたのは、関西の神戸に拠点を置く「一般社団法人 WANOBI 和の美」の展示会です。
この団体は、関西在住の伝統工芸の作家9名をホームページなどで国内外に紹介。各所で展示会やワークショップを開催しています。京友禅や京繍、茶筅、陶芸、漆器、和紙など…
会場には、和紙の茶室も設えられていました。
「日本の素晴らしい伝統工芸を世界中の人にもっと知ってほしくて…」と代表の三宮さん。
英語で、海外への日本文化の紹介などを積極的になさっています。
「手づくり市行かないと、終わっちゃう…」とすでに16時近く…慌てて移動するミモロです。
さまざまな品のテントが並ぶ中…訪れたのは、昔から顔なじみの手編みバッグや小物のお店。
「わ~かわいい…アクセサリーの種類増えてる~」と、興味津々のミモロ。
「ミモロちゃん、お久しぶりです」とお店の方。初めてお目にかかった時は、まだ小学生だったお嬢様は、すっかりママを超す背の高さに…おばあ様と三代でものづくりを楽しんでいらっしゃいます。
「お店は、ここだけ…」だから、ここに来ないと会えません。
京都各所で開催される手づくり市は、今や京都の観光スポットのひとつ。コロナ禍で来場者数は、激減し、出店を控えるところも増えていた手づくり市ですが、今後は、観光客が増えることが期待されます。
「さぁ、お家にもどろう~」と、賀茂川沿いを進みます。「なんかのどかな日だね~」川では、鴨や鷺がのんびり…。
「お腹空いちゃったから、急いでね~」と自転車のバスケットにつかまるミモロ。
下鴨の家までは、まだまだ長い道のりが…
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