にざかな酒店

猫と小説月とコーヒー


微妙にブログタイトルがわかりづらいですが、月とコーヒーというタイトルの小説です。吉田篤弘さん。
寝る前にちょっと読むような寝付け役の小説みたいな役割だって書いてあることもあって、面白いどんどん読めちゃうタイプの小説じゃないんですね。
ちみちみと少しずつ読み進めるような今のコロナに程よい感じの息抜きにみたいにそこまで考えて買ってきたわけじゃないけど。単に吉田さんだからっていうのと短編集ならちょこちょこで楽しく読めるだろうなって感じで買ってきただけですけど。
そういう要素も相まってかほどほどのところでまだ読みたいんだけど本を置こうかどうしようか、むむむんみたいな感じをさっきからちょこちょこと延々とさきにゃの寝顔眺めつつ、この平和な寝顔の前で一体誰が小説に集中できるというんだっていう話でなうーん。っていう自分がうっかり面白いかなあとこんな漫画描いちゃうし(笑)


ああ、本当の目当ての暮しの手帖は今回はちょっと内容薄いかなあ、ちょっとある一時過ぎてからちょっと暮しの手帖が燃え尽き気味というか、なんかそのちょっとの気の抜け方がいい感じの時もあるけど、こうなんていうか編集者の「伝えてやるんだわあああ!」みたいな気力がちょっと抜けてますね、今ね。
適当に紙面見て物言うけど、ちょっとこう、いっときのなんていうのもっと伝えてやろう変えてやろうみたいな気負いじゃなくてみんながコロナに負けないようにちょっと気の抜き方というか、なんかもう少し単純にちょっと綺麗なもの画面に載せてちょっとホッとした空気作ろうみたいなそういう流れになってる感じがします。女性編集者だし綺麗なもの見て心和ませる気持ちがよくわかる人だと思うんだな。
雑誌も戦ってばかりでは読者も疲れてしまう。
ただえらいのがこのコロナで無駄な家族愛を押し付けたりそういうのしないのが雑誌としてとてもえらいなあと思いますよね。暮しの手帖だから余計にそういうネタになりやすそうな気配あるのにあんまり目に見えてがっつりそっち方面に行かない。
だいぶ今の暮しの手帖編集者さんたちは慎重っていうか本当の心遣いのできる方たちですよね。
どこにどんな家族の層ができてるか、そんなのわかんないっていうか何ーかこないだからやたらとうちのブログのダンクーガネタで「孤児院の日に孤児院でラジオで聞く山崎まさよしのお家に帰ろうがどうのー」みたいなネタがブログの記事の上のランキングの方に来てるけど、すごいそれが今現代の何かを証明してる気がしてならないんだ。っていう私調べ。確かにこのコロナでホッとする記事そそっとたくさん載っけてるけどコロナをほっといてるわけじゃなくて結構がっつりということは言ってる感触。
この雑誌のバランス感覚がこう、もう何かの静かな綱渡り感がしてまいりました。
いやもう、みんな綱渡りなんだけどなんかの表現、多分こう、特に「今の現代でミステリってどんどん人の死が人ごとと思えない感じがしてもう素直にエンタメとして楽しめない人たちも多くなってきてると思うんだ」
私も今日どうせ本屋に行ったからしばらくぶりにミステリでもと思ったけどかなり頑張っても全然手が伸びませんでしたわあ…もう普通にミステリとか読みにくい時代になってきた。
うちの向こうのブログで今もやってるかそあく も元々ミステリと音楽軸の関わりあう場所から適当に話し合う座談会形式だったけどどんどん普通にミステリの話少なくなってきてもう現代の何らかの問題をかなりやたらと話し合ってる感じに…。だんだんこう、取り上げる本もミステリ以外の本を書評で見て適当にその書評での印象とかそういう感じの会話も多くなってきてるし。
なにせ今は本が高いですので、うん、全部自分で買って読んだ本以外話題にすんなとかそんーーな鬼みたいなこと言われても困ります?
人の財布と人の頭と人の時間をなんだと思ってるんだ。って話ですよねえ。
「見えるとこだけ知識ででも気になったことって自分の会話や文章や漫画のネタにもしたらあかんの」って言われたらそれもどうかっていう話。
自分がいつも本の話するたびにそんなこと言われたらどんな気分です?読む時間も買うお金も本探す気力と労力も理解力も全部全部パーフェクトなんてそんな能力誰にだってねえよ。っていう話ですやん。みんな他人は何だと思ってるんですかねえ。
だいたい現代の基本的にある一定以下の年齢の人は基本的にいうことや主張がもうほんまに他人に甘えすぎやっちゅーねん。疲れるわあ。
みんなもうちょっと自分の読み取り能力磨いてほしい。空気読めは何も嫌なことだけ読み取れっていうんじゃないよ。空気読めはいい空気もあるんだよ。空気は美味しいもんじゃないか。ないと困るんだよ。
あれ、なんか知らん間に暮しの手帖の話がどっか行ってる、うん。
まあ雑誌も表現者も多分今まで以上に空気読めって言われるから大変だよね。コロナで大変な人にお金出させて自分たちのもの聞いてもらうんだから今まで以上に大変大変極まりないよね。一応今んとこ人ごとだけど。
人の死ぬ話がのほほんと推理合戦楽しめる世の中ってやっぱりそれ自体が平和の象徴やったんかなあ。ほんまちょっとのことですごい嫌やもんね、ほんとに死ぬような年齢の人でも今はほんとに誰かが死んだ話は嫌やもんね。ええ。
ちょっとひどいネタをひどい!って言って笑えるくらいの時代は平和の象徴ってそれがうっかりみんなひどすぎたからこんな嫌な意味の空気読めが流行っちゃったんだよ。なんかもう、どんどん笑えなくなるだろ?だからってお仕着せのいい話でぬくぬくできるほど、こう現実感が…でしょ?
今の時代、みんなもっと必死になってもの書かなならんの。
今の時代になってミッフィーちゃんなんて流行らせてたらあかんの。
前線で頑張ってる人たちはもちろんだけど、文化の受け取りての方ももっと頑張って今の自分に言い空気、いい文化を今まで以上にいいところをキャッチする能力とらなあかんの。ま、そういうことです長い話。付き合っていただいてお疲れ様ですねえ…。

あ、ついでにもうちょっと愚痴です。
あのさあ、うん、野菜屋いいとこみっけたし介護施設の生協の車もあるし、普段の買い物ってそんなに人の多いスーパーに行かなくてももう普通に人の少ないとこで普通にスルーできるのよねんwおほほ勝ち組wな私でまあ普段の生活自体がもうほんとにムラ社会で少人数で気の合うお客さんと仲良くでって言っても店は開けてなくて自販機組やけどいやあ私ってほんと幸せw
なんですけどそれがどうにもならんのが本屋問題でね!?
わざわざイオンくらいまで行かないと本屋に行けないんですう何とかしてええええ!!
町の小さな本屋さんーーー!!流石にコンビニ様には暮しの手帖はないですよおおおお!?ふるふる、元々人の多いとこ嫌いなんですがコロナで余計ひどいですうだけど流石に暮しの手帖レベルの情報は諦めきれない、というわけで…やっぱりこれがなかなかの苦行です。本くらい安心できる少人数の本屋で買わせてください。お願いします。
もうね、結構付録付き雑誌はコンビニ様で買えるからいいんだ。
近場安全近場大好き。人の少ないとこ大好き。
この際ですから、コンビニ様、あなた様たちは一応大手ではありますが身近な救急箱、コロナになってほんとにもっとの救急箱。この際少しくらいもう少しくらい本と雑誌もお願いします。個人商店の本屋さんは今となっては高嶺の花すぎるのでちょっと諦めます。でも近場で安心して読みたい本を買いたい気持ち、誰かほんとにわかっていただきたい。
だから個人商店とかなんとか近場の小さいとこをアホのみんなが敬遠しておっきいとこ人の多いとこ大好き大好き言ってボンボン機嫌よく潰すからやなあああ!
こうなってからがほんとにみんな(っていうかいや私が)困るんでしょうがあああ!!
っていう話です、よ?本くらい安心して買いたいねえ。
ねえみんな?人の多い怖いとこ嫌だよねえ。ねえ。
もうなんなのー?そんなに人の多いとこ好き?もういい加減にしてけろ。
















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