昨日は在宅勤務で、午後、隣駅前の、
地元では評判のよい耳鼻科に行った。
急性の症状ではなく、長年、鼻詰まりが酷く、
出るよりも喉に落ちるのだ(後鼻漏)。
昔、会社近くの大病院の耳鼻科で言われた
メモの走り書きが、ずっと気になっていた。
遡れば、最初の開頭手術時から引っ張っている。
自分の体、母の介護と、それどころじゃなかったが、
息苦しく、手術するなら、今のうちではないか…
午後、診察が始まる時間の少し前に着くと、
2番手ですぐ呼ばれた。
前回は8年半前で、カルテも残っていなかったよう。
前回の女医さんの息子先生に診てもらった。
「鼻の中を診る」
で鼻の中にファイバースコープを入れられた。
激痛ではないが不快、右側が上手く行かず何度も、
先っぽに不具合があった?ようで、大丈夫か。
次に鼻の中を綺麗にした、すぐ終わった。
「昔、鼻中隔彎曲症だから手術の可能性もあると
言われましたが…」
「鼻の中は、そんなに曲がっていない。
まっすぐな人はいない。手術までしなくていい」
「アレルギーの薬を2週間出すから、様子を見て。
点鼻薬も一緒にやると効くが、どうしますか」
患者が決めるの?
「時間があったら、ネプライザーをやっていって」
そんな短時間、ない訳がない。
ネプライザーの説明時に、看護師?に、
「右耳が聞こえないので…」
と言い、終わり会計時に、再び診察に呼ばれた。
「聞こえたんだが、右耳が聞こえないと…」
「はい、髄膜種の手術の後遺症で…」
「それは小脳辺り…」
「橋角部です」
先生、納得し、私の言う手術歴をカルテに打ち込む。
「もう一度、診る」
と鼻の中だけでなく、耳の中も診た。
「顔も動きづらいと…」
と鼻の中だけでなく、耳の中も診た。
「顔も動きづらいと…」
「顔面神経麻痺ですから」
「それで鼻が詰まる事も…」
と考えている様子…
「聴力も測りますか」
なぜか、鼻炎よりも耳に興味を示す。
「いえ、失聴していると診断されていますから。
アレルギー検査はしなくていいんですか」
「やりたければ、やるが…」
「では、薬を飲んでよくならなかったら…」
ちょっと嚙み合わない診察だったが、
先生も若くはなく(卒業年次より40歳過ぎ)、
臨床経験も多いだろうし、長年気になっていた、
鼻中隔彎曲症も、その手術もないという点は、
信じようと思った。これは大きい収穫だ。
薬局で、点鼻薬は一日一回、時間を決めて、
2噴霧は、右左右左で。