↑ 2010/11/12 撮影…花
2010/11/12 撮影…花盛り
[ ツバキ科チャノキ属の常緑低木、中国南西部原産 ]
日本で栽培されている中国種は、
奈良時代に伝来し、
鎌倉時代以降、各地に広まりました。
樹高は、2~3m。
根は深根性で、主根は深く枝根は浅く広がります。
木質は堅く、樹皮は滑らかで、多数の枝を生じ、
若い枝は褐色、古くなると灰色になります。
春になって枝に芽ばえた新梢に多数の葉を付けます。
葉は、短い葉柄をもち長楕円形、
薄い革質の濃緑色で光沢があり、
縁には細鋸歯があって全体に波打ち、互生します。
花期は、10~12月。
花は、枝の先端および葉腋にそれぞれ2~3個付けます。
花径2~2.5cm、花弁は白色または淡紅色で5~8枚、
芳香のある花を下向きに付けます。
雄しべは多数で、基部が花冠と融合します。
果実は無毛の朔果で、翌年秋に成熟します
直径1.5~2cmの球形、熟すと3裂します。
葉を摘採して加工し、飲料として広く利用します。
製品は、製茶法によって、不醗酵茶(緑茶)・半醗酵茶(ウーロン茶・包種茶)・
醗酵茶(紅茶・紅だん茶)の3種に大別されます。
保健上有効な成分を含み、
古くから薬用として広く用いられてきました。
名は、漢名の茶の音によることから付いたそうです。
品種は、
中国や日本で栽培されている
葉の小さい低木(2~3m)の中国種(中国南西部原産)と、
インド・スリランカなどで栽培されている
葉の大きい高木(8~15m)のアッサム種(インド北東部・ビルマ・ベトナム・中国南部原産)
とに2大別され、
一般に温暖多雨の気候を好みます。
2014/10/18 撮影
〃
< 2010 年 >
2010/10/27 撮影・・・つぼみ
2010/10/27 撮影・・・咲き始め
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