↑ 2018/07/08 撮影
2020/05/04 撮影
[ ホウライシダ科ホウライシダ属の多年草、夏緑性シダ植物 ]
日本では、
北海道~本州、四国と九州の一部でみられ、
山地のやや明るい林内や林縁の斜面などに自生します。
葉丈は、15~45cm。
根茎は短く、横に這い、多数分枝して株を作り、
茶褐色または黄褐色の光沢のある鱗片で覆われ、
多数の葉を密につけます。
葉柄は硬い針金状で長さ30~50㎝、光沢のある紫褐色を帯び、
上の方まで鱗片が付いています。
葉身は、鮮緑色、膜質で無毛、クジャクの羽のような特異な形の複葉、
軸は紫褐色で数回二叉に分枝し、その片側が羽状複葉となります。
小羽片は半月状の長楕円形で上縁に数個の切れ込みがあります。
胞子嚢群は小羽片の上縁部に1~数個つき、
上縁が折れ曲がって包膜となり胞子嚢群を包みます。
名は、羽片が扇状にひろがる様子を孔雀が尾羽を広げたのに見立てて
付いたそうです。
店頭の美しい歯朶が目に付き、
さっそく求めて植えました。
その年は元気がありませんでしたが、
今年は生き生きとしています。
2018/04/18 撮影
2018/04/28 撮影
2018/06/07 撮影
2018/07/08 撮影