↑ 2021/03/10 撮影…イワダレヒトツバ
2021/03/10 撮影…ミツデイワダレヒトツバ
[ ウラボシ科ヒトツバ属の常緑性、シダ植物 ]
イワダレヒトツバ ( 岩垂一ツ葉 )
ビロードシダとイワオモダカの自然交雑種と考えられ、
特徴も中間的で、小型です。
本州~九州にかけて点々と、両者の混生する地域の、
山地の樹上や岩上に稀に着生します。
葉の変異や鱗片の多少など、地域の変化が見られます。
星状毛が生えています。
冬期に休眠します。
名は、岩場に生えて、ビロードのような葉姿がヒトツバに似ていることから付いたそうです。
ビロードシダ
葉は、柄が無く、長さ6~10㎝、線形で上部は多少へら状になり、下部は次第に狭くなって鈍頭、
質は厚い肉質、淡緑色、全縁です。
上面はまばらに、下面には蜜に淡褐色、赤褐色または茶褐色の星状毛が生え、ビロードのような感じです。
イワオモダカ
葉は、葉身よりずっと長い柄を持ち、ほこ形で浅く掌状に3~5裂し、中央片の長さは7~10㎝、幅2~3㎝、
質は厚い革質です。
上面は淡緑色でほとんど無毛、下面と葉柄には褐色粉状の星状毛を密生します。
寒さと6日の雪の影響なのでしょうか‥‥
葉が伏せてしまっています。
寒さに耐えて春を待っているのでしょうね。
昨年までは鉢植えで、風除けのある棚で冬を越しました。
露地での越冬は今年初めてです。
イワダレヒトツバ
2022/01/10 撮影
< 2021 年 >
2021/03/10 撮影
2021/11/30 撮影
〃
ミツデイワダレヒトツバ
2022/01/10 撮影
< 2021 年 >
2021/03/10 撮影
2021/11/30 撮影
< 2019 年 >
2019/08/10 撮影
2019/05/14 撮影
2019/08/15 撮影