また朝市。
毎年春先になるとこの朝市に登場するこの葉っぱ。
ひだが付いたような葉の形がちょっとスウェーデンの庭によく生えているdaggkåpa(英語では Lady's mantleというらしい)にちょっと似ていると思ったけれど、よく見たら違った。
定かではないけれど、英語でmallowと呼ばれている野菜のようだ。
移民スーパーでも見かけたことがあるが、店頭に並んでいる時期はとても短く、「何だろう?」と思っているうちに二週間ぐらいで消えてしまうので気になっていた。
市場で並んでいる時はかぶりものをしている女性たちが大勢群がって買っており、きっと旬の野菜なんだろうとますます気になるのだけれど、そこに割り込んでいく勇気がなかった。
でも、今年こそ!と突進!
袋にわしわしと詰めているおばさんたちに「これ、どうやって食べるんですか。」と質問すると、「きざんで玉ねぎと一緒に炒める」「茎を先にいためて、後で葉を入れる」「最後にレモン汁をかけて」と教えてくれた。
家に戻っておばさんの言ったように油でいためてみる。
おいしい! モロヘイヤほどではないけれど、少しぬめりがあってレモン汁にも合う。
売られている時期がとても短いところを見ると、長期に収穫できる種類の野菜というよりは春の訪れを告げる野草のようなものかもしれない。
来年も買おう!
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