音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

店内のスピーカーの音質調整

2024年12月14日 19時12分10秒 | カメラ・オーディオ・家電品
ヤギヤ店内でBGMを流しているスピーカーは主にBallad620を使っています。
このスピーカーはユニットにALTEC 604-Lを使っています。

604Lはとても聴きやすくていいスピーカーだと思いますが、
「カーン」という金属音が苦手な気がしていました。
オーケストラで使われるパーカッションの金属音がすっきりしない。
これは自分の耳が高い音を聞き取れなくなってきていることも原因だとは思いますが、他のスピーカー(FOCAL 825)と比較しても弱いんです。
なので自分の好きな音に、できるだけコンサートホールで聴いた音に近づけるためにパラメトリック・イコライザーを使っていました。
音源(ソース)はパソコンなのでソフトで音質を調整しています。


これまで使っていたのは上の画像のDeskFX
このソフトはとても使いやすくていいのですが、30日経過すると、起動時に購入を促すメッセージが表示されるのでちょっと面倒なんですね。


そこでDeskFXに代わるソフトがないか探していたところこちらのソフトが見つかりました。


VOICE MEETER Banana
なぜバナナなのかわかりませんが(笑)
このソフト、本来はデジタル・ミキサーなんだと思います。
お店で使っているデジタル・ミキサー XR18と使い方が似ています。

今回は入力ソースにマイクは使わないので、デジタル・ミキサーの機能の中のイコライザー(EQ)の機能のみ使います。


こちらかイコライザーの画面です。
グラフィック表示されるパラメトリック・イコライザーなのでとても使いやすくて見やすい。
以前使っていたDeskFXは20チャンネルのイコライザーとして使っていましたが、こちらは最大6チャンネル。
チャンネルが足りないかな~?と思いましたが実際に使ってみるとこれで十分でした。

今回は604Lで出にくい金属音の6.2KHz付近とコントラバスの低音の40~120Hzを上げてみました。
これでしばらく運用していろんな音源で微調整していきたいと思います。

ソフトでデジタル的に音質を調整するのは良し悪しがあると思いますが、私の耳では問題は無さそうなので(笑)
しかし便利な時代になりましたね~



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