2017年7月8日
コンプレッションドライバーの隙間を掃除してしばらく経ちましたが、なんとか音が出ているみたいです。
しかし音の出方が不安定なのです。
やはり隙間をちゃんと掃除したほうがいいと思いますが、いったん流体磁性体も一緒に取り出してしまうことになるので躊躇してました。
流体磁性体を国内で販売している店があるのかどうか知らないからです?
流体磁性体を(ネットで)探してみましたが、国内の通販サイトでは見つからず。。。。それでも探していたら、
ありました。アメリカのamazonです。
「やったー」と思って商品の説明を読んでいると。。なんと日本には届けられないとか(涙)
心が折れそうになりながら、さらに探していったらアメリカでスピーカーの修理をしているお店で販売していました!
この醤油みたいな液体が問題の流体磁性体。ここではFerrofluidと書かれていますね。
海外から通販で購入したことが無いので不安ですが、調べてみるとPalPalが安全そうなのでそちらに登録し、さっそく注文しました。
送料が一番安い普通郵便なのでいつ届くかわかりません(笑)
とりあえず到着を待ってもう一度掃除してみようと思います。
音がどんな風に変わるのか楽しみです。報告はまた後ほど(^^)
しかしなぜ日本で(Ferrofluid)販売してないかな~? 使う人が少ないのかな?
ネットでスピーカー修理の記事を探してみるとFerrofluidが劣化したという話もちらほらと見つかるのに。
以前の記事でコンプレッションドライバーの修理が(1ユニット)27000円と書きましたが、正確にはダイヤフラムの交換費用です。
ダイヤフラム交換にFerrofluidの交換も含まれているのかはわかりません。
古いユニットはギャップの掃除とFerrofluidの交換も必要だと思うんですけどね~
ちなみにダイヤフラムもアメリカで購入すると50ドルくらい。
日本だと17000円くらいです。(←送料込みだとしても高い)
部品代+技術料と考えれば、ダイヤフラム交換に27000円というのも納得できます。
それにしても今回のことでコンプレッションドライバーのメンテナンスのしやすさには驚きました。
ダイヤフラムやコイルに問題が起きても簡単に交換できるように設計されています。
物を大切に長く使うという発想ですよね、これ。
日本はそんな文化だったと思っていましたが、現代の日本製品は壊れたら買い換えるという方向に進んでますよね。
車もそうだけど、ドイツやアメリカって自分で直して長く使う人が多いのかな?
※2020年3月18日時点ではamazon Japanからも購入できるようです。
ところでギャップには底が有りそうですか?
それと旧磁性流体を完全撤去できたとして、新磁性流体をどれだけ充填するんでしょうね?
多分「まっイイか!」or「こんなもんやろ!」で丸く収まるんでしょうね!w
それよりも異物がちゃんと取り除けるのかが心配ですね。残っていたらまたいつか同じことをすることになりそうです(^^;)
基本的にいいスピーカーなのでちゃんとした音が出るようにしたいです。治ったら聴きに来てくださいね。(^^)