鉄塔111と同じ日に写したものです。
残念ながら日が沈む瞬間に間に合いませんでしたが、
独特の深みのある厳かな黄昏の景色が広がり、
左手のコスモスのシルエットがまるで墓標のようにも見え、
暫くしんみりと沈んでいく景色と時間の流れを見送りました。
私が感じたイメージを西洋の古典絵画に探してみました。
そして見つけたイヴァン・アイヴァゾフスキー(Ivan Aivazovsky)
一目惚れしそう…思わずPCのお気に入り書庫へ。
写真の空は絵画ほどの色の慌しさはありませんが、
小気味いい胸騒ぎを呼び起こしてくれるドキドキ感というか、
静かな緊張感を醸し出す色調に惹き付けられるのです。
絵の方はもっと素晴らしいので是非クリックして大きくしてご覧下さい。
Ivan Aivazovsky - Olga's Gallery
イヴァン・アイヴァゾフスキー
国立ロシア美術館II(イワン・アイヴァゾフスキー)
クロード=ジョセフ・ヴェルネ
クロード・ロラン
本当は太陽が沈む直前が見たかったけど、
時間的な都合が合わない…。
デジカメも景色をファインダーいっぱいに入れると、
地平が湾曲したり枠の光明が落ち加減が面白かったりします。
もっと効果的に出る景色、是非捉えたいものです。
黄昏れですね。四隅が黒くなってトイカメラっぽいですね。
鉄塔はシルエットがすてき。です。
ただ未だ一度もこれこそという夕焼けを、
写真に収めたことがないのです。
お休みの日にサイコーの夕焼けに出会えればいいのですが、
そうは思い通りにいかないですものね。
いつかは撮りたいです。
美しく朱を反射させる、
そんな夕焼けが一番好きですが、
仕事の都合や何かで、
なかなかタイミングよく出会うことが出来ません。
>1分も違えば表情が変わりますもんね。
本当にその通りですね。
自然は待ってはくれないし、
こちらに合わせてはくれませんね。
だから出会えると感動するのでしょう。
>昔はスケッチ変わりに写真を撮って来て後で家で絵にしていました。
油絵を経験されているんですね。
う~ん、見てみたいです。
私もよく写真を撮ってそれを資料にして描いていました。
今のアパートは狭くて道具を広げる場所もないので、
また油絵を描きたいなあと遠い願望ばかりを抱いています。
ずっと昔、小学生頃から、
こういう感じ(イヴァン・アイヴァゾフスキー)の絵を見ると、
感性に何かが引っ掛かる感覚みたいなのがあって…。
でも世の中の一般的な有名画家の絵の存在に、
いつの間にか心の奥に追いやられて忘れ…。
きっとネット環境がなかったら、
いつまでたってもそんな状態だったと思います。
ネットのおかげで今回初めて調べることができて、
イヴァン・アイヴァゾフスキーや他ロシアの画家さんの素晴らしい絵に感動し、
忘れていたものを発掘できた感じ。
色が岩絵の具のような、どこか和の繊細な色合いにも似てる気がします。
何か日本的なものと呼び合うようなものを感じますね。
見事な夕景です!!
1分も違えば表情が変わりますもんね。
みごとにそのイメージが出ましたね。
なかなか素晴らしいです。私も以前油絵を描いたことありますので少しは感じるとこ分かります。昔はスケッチ変わりに写真を撮って来て後で家で絵にしていました。
オレンジ色の空にたなびく雲の質感、確かに墓標のようにも見えるコスモスの粛々とした存在感、荘厳って感じですね。
イヴァン・アイヴァゾフスキーなどなど、拝見しました~。
>小気味いい胸騒ぎ・・うんうん、わかるような気がします。ichiiさんのドキドキ感が伝わってきました