[今君は何を思い何に迷っているのですか?]
翻弄(ほんろう)されるばかりの
無力さにさえ心躍らせて
神様の試練の先に
夢が叶うと信じていた
無謀を厭(いと)わない
若かりし情熱を楯にして
人の群れを裂くように
ただ突き進んでいた
反発と抵抗に張り付いて
ふと漏らした溜息の隙間
足元に伸びる同じ線上の
過去と未来に気付く
立ち止まり振り返れば
物語のページは所々白く
それが運命という
特別な繋ぎ目だと知る
呑み込んだ理不尽が痞(つか)えて
捻じ伏せた虚勢に魘(うな)される
胸の奥から突き上がる感情が
苛立ちになってささくれる
入り乱れた心の中の真実と偽り
干乾びた心から漏れた真実と偽り
矛盾した感情を抱いて
萎んでいく純心にそっと触れる
雲に紛れた無数の目は鈍く輝き
怖気(おじけ)付いた小心を見透かす
見慣れない青黒い空は唾を吐き
目を閉じてしまったボクを嗜(たしな)める
神すらも畏れぬ
君の好奇心はどこへ行ったの?
満ち溢れていた
君の行動力は偽りだったの?
今君は何を思い
何に迷っているのですか?
今日はとっても写真がデカイです。笑
詩も長いです。
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