そろそろ、紛糾しているこの話題について取り上げます。
何回かのシリーズでお届けする予定です。
前回の記事であげたように、大方の日本人はこの法案を理解していなくて、
TV等メディアの流れから「なんとなく悪い事っぽい」と思っていたり、
ネット情報から「なんとなくした方がいいんじゃ?」と思っているくらいで、
いいか悪いか判断しようにも、よくわからないと思っている人が多いようです。
「誰かわかりやすく説明して~」
と思っている訳ですけど、他人に説明を求めると必ずバイアスがかかる
という事実は念頭に置いた上で、お話を聞くことをオススメします。
たとえば、私のこのブログで情報を得ようとした場合、当然ながら「安保法案支持」の立場で書きますので、
ここで書く内容は、支持という意見に寄った内容になります。
ですが、できるだけ判断材料となり得るような書き方をしたいと思っていまして(いちおう)
いろんな切り口で思うところを語りたいなぁということで、まずは、この法案に熱心に反対するカタガタについて取り上げます。
なんでかといいますと、彼らの事を理解しないままで、賛成か反対かを論じても、よくわかっていない人からすると、
分かりにくかろうと思うからです。
いわゆる「保守」という方たち(私自身その部類ですが)の多くは、彼らの意見を「お花畑」「馬鹿」と切り捨てるだけで、
何の発展性もないことが、一番問題なのではないでしょうか?
私が思うに、この「戦争法案」だと叫んでいる人たちは、ざっくり二種類いると考えます。
1.煽動する側
2.乗せられた側
この二種類です。
1.の人たちは、はっきり言ってしまえば中国共産党からお金をもらい、
「この法案をつぶせよ」
と厳命されていて、その指示にしたがっている人たちです。
そして、2.はさらに二つに分かれていると考えます。
1.に近い位置にいて、民衆を扇動するために存在している人たち(2A)と、
その人たちに煽動された人たち(2B)。
共産党員でもないのに「戦争法案反対」などと叫んでいる人や、それを単純に信じている人たちです。
割合は、当然1.が圧倒的に少なく、表に出てくることはないでしょう。(出てるヤツもいるけど)
1.と2Aの違いは、真の意図を知っているのか否かということです。
2Aの人は、おそらく純粋に憲法を申請不可侵のものだと考えていて、真剣に戦争反対だと叫んでいる人たちです。
2Bは、自虐史観等からごく自然に、メディアの報道や2Aの人たちの煽動を信じ込む人たちと言えましょう。
以上のことから、保守の方たちは、2Bに該当する人を見極めて彼らを啓蒙していく必要があると考えます。
やれ「お花畑だ」「平和ボケだ」と馬鹿にしても、事態は好転しません。
そして、この2Bの人たちは、正しい情報を与えれば目が覚める可能性を持った人たちです。
・・・ちなみに、何を隠そう私自身も、どっぷり自虐史観に染まった、左に傾いていた人間でしたので(笑)
目覚める人は結構多いと思います。
1.および2Aの人たちは、無理です。
議論するだけ無駄ですね。
我々が、「サヨク」とか「左巻き」とか読んでいる連中です。
さて、ではこの人たちには極めてわかりやすい特徴を持ち合わせています。
それをざっとまとめてみました。
1.権力者が大嫌いで敵視している(地位が高い=悪だと思っている)
2.自虐史観信者
3.憲法9条を申請不可侵の崇高な物だ考えている(憲法信者)
4.全て平等であることが絶対的に正しいと考えている (個人の権利だけを異常に主張する)
5.論理的な思考ができず、感情的
6.話す内容を100としたら、真実 1: 嘘 99 という内容
7.プロパガンダが巧い
8.宗教や伝統を否定・破壊したい(国歌・国旗が大嫌い)
9.原発反対派
10.日本が大嫌い
大まかですが、だいたいこんな特徴を持っているように感じます。
要は、10に集約されるわけです。
というわけで、彼らは日本を弱体化させるような事が大好きですね。
メディアの報道で、一体何が正しいのかわからない、と言う方には、
「民主党、共産党、社民党」が反対している内容かどうか、が、一つの判断材料になると思います(笑)
この3つの政党は、本当に一体どこの国の政治家なんだと叫びたくなる事が多々ありますので。
つまり、反対派とは、最初から「反対する」「安保法案をつぶす」ことが前提で取り組んでいます。
だから、代案がないのです・・・反対するだけで。
反対して、つぶすことに命をかけている方たちである、ということは疑いありません。
ついでにいうなら、平和とか戦争反対と叫ぶ割に、暴力的で下品な人たちが多いという、おもしろい集団でもあります。
平和を愛している集団に見えない人たち、というのも、特徴だといえるでしょう。
そして、煽動されている人たちの大きな特徴は、
「戦後、日本が平和だったのは憲法九条のおかげだ!」ということを、
疑いもなく信じている、ということに尽きるでしょう。
さて、では今回の「戦争法案」と叫ぶ彼らですが、
たいていの人はきちんと法案を読んでいないのではないでしょうか?
いや、彼らにかかわらず、わからないと言っている人も、賛成している人も、自衛官も、
読んでいる人は少ないと思います。
読んでいる上で、勝手な解釈で「戦争法案」と言っている人はまぁ、まだいいですが、
読んだこともないのに、メディアや騒いでいる人の話だけで
「強行採決許せない!」「戦争が始まる!」などとSNS等で発言している輩を見ますと、いらっとしますね。
ちなみに、この手の人は「スピリチュアル系」や「自然志向信者」的な人が多いです。
いろいろリンクしているように感じます。
あ、この種の人たちは「いかにも平和を愛している」人たちのように見えますね。
女性は美人で魅力的な人も多いですし。
個人的にはスピも自然志向も嫌いではないので、とても残念に思うのですが。
まぁ、上記にあげた7番の「プロパガンダが巧い」おかげで、無関心層にささやいていきます。
保守層からみたら、片腹痛いような「徴兵制」だの「元自衛官とやらの話」だのは、
何も知らない人にとっては結構パンチが効いているので、反対層を増やすには比較的効果が高いのです。
なぜか?
人は、不安や恐怖に反応しやすいからです。
そういう人間のマイナス感情を利用して、過剰に家族想いでかつ知識不足の女性を取り込みにかかります。
こういう女性は
「まぁ大変・・・子供を絶対に自衛隊に入れさせないようにしなきゃ」
とか
「(子供・夫は)自衛隊やめさせなきゃ」
と過剰反応して騒ぎ立てます。
こういう方たちは、感情先行型で論理的に考えることができないタイプが多いので、2Bになりやすいです。
よって、こういう方たちをいかに啓蒙していくかが、本当に課題であり、それが結構難題なんですよね・・・。
なのですが、あえて、そこに取り組んでいかないと、日本の未来はおぼつかないので、
「憲法改正」
「サヨクは馬鹿~」
と、保守層も騒ぐだけでなく、ここはサヨクを見習って、もうちょっと巧い広報戦略を考えないとまずいんじゃないの?
と考える次第です。
人は、正しいことだから支持するのではなく、感情的に共感できる事を支持します。
特に日本人はそのきらいがあります。
・・・というわけで、自分なりに今現在でできることで、それに取り組む行動の一環として、以後シリーズ化で
次回から、「安保法案」について書いていきます
共産党などの理想をスピリチュアルな人を通して
一般市民に啓蒙していると言う視点ナイスですね。
どうも共産党は弱者救済なイメージがあって
そうした方々が一般に受け入れられる理由が
いまいち思い浮かばなかったのですよ。
ちなみに理想を掲げている点で言うなら
「自民には反対することを良し」とする民主党も
「もうあんな戦争(WW2)は嫌だ」とする社民党も
共通する部分がありますね。
弱者救済、まさにそうですね。そういう建前できれいごとを並べるのがヤツらの戦略です。
「3S政策」ってご存知だと思いますが、今は「4S政策」になっていて、4つめのSが「スピリチュアル」なのです。