minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

雪月下ファイナルパーティ

2006年04月11日 | 
 ピーカンの青空が実に気持ちいい。9日(日)午前中から始まった池越えコンテストも無事終了。お昼過ぎから今度はバーベキューパーティに早変わり、その横で私たちは特設ステージでサウンドチェックを開始する。

 ワガンの太鼓を聴くのも本当に久しぶり。相変わらず気持ちのよい、そして繊細なサバールの音色。また新たなセネガルリズムを習得してきたに違いない。お父様(ドゥドゥ・ンジャエ・ローズ)も7月に来日が決定したそうだ。東京公演ではきっとワガンも参加するだろう。楽しみ~!

 それにしても、ちょ~寒い。雨の中も真夏の炎天下も経験したけど、こんな寒い中で演奏したのはあったっけ・・・あ、一つだけ思い出した。20年位前になるけど、野中悟空みつまさ企画、富士山頂ライブ。よく考えるといろんな場所でライブやってるなあ。私って(苦笑)。富士山のてっぺんで、真夏だったけどマイナス7度という寒さに震えながら夜中に準備、ご来光と共にジャ~ン!って音を出すライブだった。あのときも凍えながら、フライデーのカメラマンが一緒だったので、ステージ衣装に着替えて半袖で頑張ったっけ・・・(あほ)。

 ワガンはこんな過酷な状況で演奏するのはきっと初めてだろう。目があまりに痛いというので遼介のゴーグルを貸してあげる。「ゴーグルが妙にかわいい~」と女の子たちに好評、モテモテワガンは去年の夏知り合った人たちが沢山来ているので嬉しそうに挨拶している。本番だよ~、あったかいジャケットの上からいつもの衣装をちゃっちゃとかぶってステージにあがる。便利だな、あの衣装。私も最初の一曲目はダウンコートを着て演奏したけど、暑くなってすぐに半袖の衣装になってしまった。アドレナリンが出まくるのでやはり寒さには強いようだ。マイナス7度で実験済み。指が動かないのはいつもの事だし気にしない・・・・。

 久々にYaye Boye~、Quimbaraなど6曲演奏して終了。このあとのファイナルパーティにも参加したかったのだが、遼介も明日から新学期という事もあって早々に片付けをし東京へもどった。この戸倉スキー場はこの日で一応クローズ。リフトなども動かなくなる。「今年はまだまだ雪が多くてもったいないね・・・」と思いきや、明日から地元のプロボーダーたちがブルドーザーを駆使して大きな25mの飛距離もあるジャンプ台を作って飛びまくるそうだ。見てみたい~。本当に面白い事に全力を傾ける尾瀬の若者達に乾杯(完敗)だ。