minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

天国と地獄?新車が・・・

2006年04月14日 | 家族の日常
 久々にSteveと演奏したのに、まるで毎月一緒にやっているよう・・・。今日の黒田さんも熱演。私のミラグロスという曲の中でベートーベンやバッハが飛び出てくる始末。京子ちゃんものらせると手が付けられないほど凄くなるな(もちろん良い意味)。Steveの気持ちよいドラム、あと2回違うピアニストで演奏するのもまた楽しみだ。

 Steveと黒田さんも帰り、私も気持ち良く帰ろうとしたが、サムタイムで待てど暮らせど車をとりに行った利樹が戻ってこない。駐車場から店まではそう遠くないはずなのに・・・お店も片付け始めている。なんとな~く胸騒ぎを覚えつつピアノをいじって待っていると、店に電話が。「さちさ~ん、店長が永田さんと今一緒なんですが、当て逃げの事故があったようです。現場に行ってみますか?」「え~っ?何それ?」

 とりあえず、場所を教えてもらって東急横に直行。去年の暮に買い替えたばかりの新車がベコベコ!呆然と立ち尽くすサムタイムの店長と利樹が・・・。駐車場から出てきて細い路地を左折しようとソロソロと前進したところに右から軽のミニバンが猛スピードで突っ込んで来てガチャーン。勢いが証明するかのように左助手席のドアが潰れ、窓ガラスは全部無くなっている。ぶつかった瞬間に左の電柱に激突したそうだ。もしそこに人が歩いていたら・・・と思うとぞっとする。全員がこの音に反応して店から飛び出してきたらしい。2,3秒の間に軽の運転手はまた猛スピードで走り去ったという。たまたま吉祥寺ChaCha Houseからサムタイムに戻ろうとしていた店長がその場(交差点)に居合わせ「今の車のナンバー見ましたよっ!」って事故現場に駆けつけたらなんと、利樹の車だったそうな。

 道路一面にガラスやうちの車のバンパーの破片がちらかっている。そこへようやくおまわりさんが自転車でやってきた。「こんな大事故なのに、お巡りさん一人?」と周りの見物人がつぶやく。事情を説明している利樹に「直進はこの道なので、あなたの車が一時停止なんですよね。」まるでこちらが悪いような話方...あてられ損って事?「もし見つかったら、あとは保険会社同士の話合いですね。」とまるで人ごと。人身にならなかったからか態度が冷たい。現場検証もきちんとやらず「このガラスの破片、掃除してもいいですか?」と私が聞くと「あ、どうぞ。」事故の証拠写真はいいのかなあ?と思っていると「携帯かデジカメ持ってますかあ?一応写真撮っておけば?」って・・・あんたの仕事だろうが!なんで私たちが写真撮らなくちゃいけないの。警察ってやっぱろくなもんじゃない(怒)。しっかり仕事しろよ、と思いつつ自分の携帯で写真をとっている間にお巡りは帰っていった・・・。掃除機を貸してくれたり、道路を掃くのを手伝ってくれたOutBackの店長やサムタイムの店長に感謝しつつも腑に落ちないぞ、国家権力。

 それにしても「多摩 3-21」のメタリックグリーンの軽自動車のあなた、飲酒だったかは知らないけど、ぐしゃぐしゃなまま走っていたら絶対に見つかりますよ。一刻も早く自首してください。本当に人身事故にならずに不幸中の幸いだったんだから。しかし、明日から車なしでどうやって私たちは仕事に行けばいいのでしょう・・・。楽しかったはずの一日がさんざんな目に遭ってしまいました、とほほほほ。