minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

カエルの子

2006年04月18日 | 家族の日常
 中学生になって一週間が経った遼介は「学校がめちゃめちゃ楽しい~。」と毎日ご機嫌で帰宅。サラリーマンのいない家庭で育った私は息子の凛々しいネクタイ制服姿にうっとりして、毎朝玄関まで見送っている親ばかぶりです(ちょっと変?)。

 今日は中学初めての保護者会。1年生は3クラスあるが、どのクラスの担任もみんな個性的で話が上手い。部活動の申し込みも真っ先に「野球部」に提出したのだが、ユニフォームとかを揃えなくちゃならないので、今日の保護者会で詳細を聞こうとはりきって行った。体育館で校長のご挨拶が始まったところで利樹から携帯が・・・「遼介が今帰ってきたんだけど、ブラバンに入る事になったから野球のユニフォームの事は聞かなくていいって。」「え~っ?」野球部の顧問の先生に平謝りのご挨拶になってしまった。

 まさか遼介がブラバンに入るなんて!「音楽の先生も楽しくって良い先生だよ。」根岸季衣似の明るく楽しい女性教師。昨日も音楽室でピアノを遊んで弾いていたらその先生から「ねえ、ブラバンに入らない?」「いえ、僕は野球部なんで・・・」さらに今日は3年生のお姉さんたち5、6人が遼介を勧誘に来たそうな。

 同い年の姪っ子が2日前に「さっちゃん、私ブラバンでサックスやろうと思うの。」と言ってきたので「やりな、やりな。教えてあげるからね~。」って大喜びしたのだけど・・・「母ちゃん、俺、ブラバンでサックスやろうかな。」「まじ?」息子だと複雑な気持ち・・・。嬉し半分、できればパーカッションとかにしてほしいのだけど。

 「なんでまたサックスなの?」「だって、家でもサックスだったら吹けるじゃん。」「母ちゃんの楽器は貸さないよ。」「貸せよ~。」「学校の楽器を貸してもらえるわよ。それより母ちゃんは、学校に指導しに行っちゃおうかなあ。」「おい、それだけは止めてくれよ・・・それにしても、勉強は父ちゃん、サックスを母ちゃんに習うとはなあ。」「・・・・」

 本当にこれからどうなるかはまだわかんないけど、やっぱりカエルの子はカエル。ふ・く・ざ・つ。