minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

「さよならバードランド」

2006年12月04日 | 映画、本、芝居関係
 3days以降、乾燥肌でめちゃめちゃ調子が悪い。しかもアトピーが顔に出てしまって目が開かないのでオイワさん状態。これじゃどこにも行けないし誰にも会えない(本当に溢れ出る涙)。ま、丁度家でアレンジの仕事が溜まっていて仕事ははかどった訳ですが。明日は稲生座のライブ前に病院に行こう。竹村先生にも「紗知さんは冬に弱そうな体ですね~。」と言われてしまったよ~。南の島に移住するかな?

 ぼーっとしていたらもう12月、今年もあとわずか。ふ~っと深い溜め息が漏れる。

 昨日インターネットで買った「カーク伝/溢れ出る涙」が届き、読んでいますがどうも翻訳って難しいな。言い回しがくどくってわかりにくい。もっとストレートに書いてくれると有り難いのだけど。カークの話自体は面白いのでどんどんはまりそうですが。

 村上春樹さん訳の「さよならバードランド」というビル・クロウ(スタンゲッツと競演していた白人ベーシストの実話)の本は最高に面白かった。特に最後に春樹氏のレコード評が圧巻。プロの物書きが大好きなジャズを批評するとこうなるんだ、っていう面白さ。つまらない評論が多い中で、ぜひぜひこの一冊は読んでみる価値があると思います。お薦めです!