minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

不況の流れ・・・

2010年05月27日 | 健康
どこもかしこも不況不況。景気の良い話を一つも聞かない。この1年をどう乗り切るか、という話題をよく聞く。1年でなんとかなるかな?

先日、某博識サックス奏者から教わったのだが、『不景気.com』というのがあるそうだ。恐る恐る開けてみたら、「倒産」「自己破産」「リストラ」などのコーナーがあって、どれもこれも・・・笑えないものばかり。

かねてより噂になっていたが、トップニュースのところに某ジャズ雑誌も休刊したと出ていた。広告がほとんどで、内容が薄いと不評だったSJ誌。オーディオメーカーの広告がとれなくなったのが一番の原因らしい。さもありなん。細々と自主制作で出している私ら貧乏ミュージシャンからもお金をとろうとしていたのだから余程経営は大変だったのだろう。

新譜を送ったら「新譜コーナーの批評欄は1マスが●●円になります。いかがでしょうか?」などとふざけた手紙が来た事があり、びっくりしたものだ。広告料をとって批評家が悪く書ける訳がない。そんな嘘っぱちの記事ばかりでいいのかああ??と怒りを覚えたものだった(あの頃私は若かった)。それでもこの雑誌がジャズの唯一の情報源かの如く地方のジャズファンに愛されていたのだろう・・・まあ、あまり私の周りにいるミュージシャンたちには影響はないが、評論家の方たちは困っていらっしゃるかもしれない。ネットがあれば十分という世の中になりつつあるが、こういう雑誌がなくなるのもちょいと寂しい。

もっともっと悲しかったのはヤクルトの不調(涙)。高田監督の突然の辞任。朝日新聞で「少年ファンの『監督やめちまえ!』という一言が引き金になった」と報道されたらしいが、それが本当ならとっても悲しい。高田さんの采配好きでした。足の速い職人気質の選手ばかりを起用して楽しませてくれました。最下位街道まっしぐらですが、これからも応援します。今年は神宮に行く気がしないけど・・・。高田監督、お疲れさまでした。

もう一人、心配なのが野村元監督。マスコミ規制されているようであまり情報がない。知人の娘さんが看護士なのだが、彼女のいる病院に最初入院したそうな。病状が重かったので大学病院へ移したらしい。ここには書けないような、いろいろな事を目の当たりにした彼女は「サッチーはやはり鬼だった!」と嘆いていた。回復されることを祈りつつ・・・。暗い話題ばかりで本当に嫌になります。

あれ?そういえば巨人が好調なら景気も回復するんじゃなかったっけ??そんな時代はもうとっくに過ぎ去りし日々か・・・。でもこういう時代こそ、本当の音楽が生き残ると信じて・・・私たちミュージシャンは突っ走るしかない。負けるもんか!