minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

アフリカの風

2010年09月07日 | ライブとミュージシャンたち
20年前、NYに渡って様々な人種と一緒に演奏する体験させてもらった。日本にいたら狭い世界だけで終わってしまう。なんとか世界中の音楽に触れてみたい。NYはそういう意味でとてもとても刺激的な街だった。

特に刺激的だったのが黒人のミュージシャンたち。うねるようなリズムに最初はとまどいながら、どんどんと彼らの叩く強力なビートに魅了されていった・・・。フェローン、ラシッド、フェラ、ジャラワ、ラッスール、ジョッシュetc......。会話のような活き活きとしたリズムがそこにはあった。

現在は・・・?

東京がとっても面白いのだ。NYに行かなくても、凄い凄いアフリカンビートを叩くミュージシャンたちがゴロゴロいるんだから。それがとても嬉しくって・・・「Kip (キップ・ハンラハン)の世界がそのまま東京に移って来たぞ!」という訳でMingaを作った訳であります。特にギニア、セネガルなど西アフリカのミュージシャンたちが多いですがw。


そして今、私たちのようにアフリカに魅了された若者たちが増えている。ギニアに毎年のように行って様々なダンサーやパーカッショニストたちからエネルギーを吸収して帰って来る「METAL GUINEE/メタルギニー」の高木君とダンサーの美香ちゃんたちもその一人。彼らは半年くらいあちらに行って死にそうな目にも何度もあいながらもギニアが大好きでまた行ってしまうのだ。体力の続く限り彼らは動き回る事だろう。こんな動き方は私にはできない。本当に凄いエネルギーだ。

そんなエネルギーに満ち満ちた彼らが企画したライブがこれから続々と行われます。まずは東京。カラバッシュでのアフリカンライブが8日(明日)!!

ギニアのパーカッショニストたちの中でセネガルダンサーが踊る、という凄いものです。この組み合わせはあまり見た事がないので、ぜひ生で体験してみて欲しいですね。カラバッシュというお店はそれほど大きくないので、至近距離で彼らの会話と踊りを体験できるチャンス!!


そしてそして何より楽しみなのが、10/23に行われる江古田Buddyでのイベント。ギニアで一番という凄腕のジェンベ奏者ラウラウ(本名はBAFODE BANGOURA /上記写真)が東京に初上陸。NY&カリフォルニアで活躍するギニアダンサー,アルセニー・スマも同時に初来日。

彼らはMetal Guineeとツアーを行い、最終日が江古田Buddyなのだ。ここでMAUも競演する事になってます。MAUの元メンバーでもあった高木君も一緒に演奏。MAUMAU団としてこれ以上の幸せはありません。前売予約はもうすぐ開始。(詳細はまたアップしますのでご注目ください。)

10/23(土)はきっと江古田に熱い熱い風が吹くことだろう。さあ、体力作りにも精を出さねば・・・。