minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

幸せのお裾分け 

2010年09月24日 | 家族の日常
尾瀬の仲間の星の降る森でのWeddingPartyに行って来ました。中秋の名月と、惑星が一斉に一列に並ぶ神秘的な日を選んだ結婚式。

「Wedding Ceremony をやるので演奏して欲しいんです。」いつも楽しい遊び仲間である、スノーボーダーで元アジアチャンピオンB君とMちゃんの頼みを断れる訳がない。

もちろん喜んで!とママドゥ&アブドゥの強力コンビとキーボードの神村君を読んでNaked MAUで演奏する事になった。私とトシキは会場の下見も兼ねて前日から宿泊させてもらうことに・・・。

沼田インターから10分くらいで大きな森に到着。広い広い敷地のあちこちに山小屋ロッジや丸太小屋が点々とあって、さらにさらに奥に入って行くと仮設ステージが完成。そのまわりを大きな雨よけタープが張ってある。PA機材も立派なものがで~~ん。




尾瀬の仲間やB君の家族が力を合わせて早朝からこのステージを作り上げていたのだ。タープを貼りステージの制作を指揮していたのはお父さん、B君の弟、夕食の豚汁をこしらえて歓迎してくれたB君のお母さんetc....

私たちが到着したのは夕方6時くらいだったけど、彼らはそれぞれ得意分野で手分けしていろいろなものを手作り。ヒデ君は10時くらいまでかかって明日の人前結婚式調印テーブルを作り上げ、運んで来た。凄い!!

女子グループは当日用のお花を作ったり食べ物を用意し戻って行ったそうな。

花嫁のMちゃんは友人にWedding用のネイルアートをほどこされて、明日の為の準備万端。綺麗なMちゃんが明日は更に美しくなって・・・あああ楽しみ~。

雨がどんどん降って来て「こりゃ、雨降る森だ~!」なんて笑いながら夜中まで青いテントの下で宴会。いよいよ明日は本番だ。雨よ、あがっておくれ~~~!!


という願いも空しく、翌日も朝からどしゃ降り。会場のタープが一度崩れ、強化したものに張り替えられ、みんな忙しそうに開場時間ぎりぎりまで働いている。どうやら今日1日大雨注意報だ・・・。

昼過ぎに続々と友人、知人、スノーボーダー関係者などが集まってきた。寒いので、みんなドレスアップしつつ、足下は長靴。うえ~ん、サンダルで来てしまったおばかな私は足下ドロドロ。もうこうなったら裸足でがんばるしかないw。

人前式ということで、いよいよ花嫁花婿が登場。Mちゃんのウェディング姿がめちゃめちゃ綺麗!!!






署名をみんなの前で行って祝福の挨拶が続々と・・・。Mちゃん、B君たちの周りも素敵な友人で一杯だ。今年の冬期オリンピックのスノーボードで話題になった監督の萩原さんが「一番の宝物は・・・友人たちです。大切にするように。」という挨拶をしていたけれど、本当にそのとおり!

尾瀬戸倉スキー場の萩原さん
ゆうらぎ舎のせいいちさん

親友たちが続々と挨拶
ボーダー仲間のけんちゃん夫妻
結構ベロベロの友人も・・・?

彼女たちの幸せそうな顔を見ていたら思わずウルウル・・・。なんと、4月には赤ちゃんも誕生する予定らしい。オメデトウ!!!!

夜の帳も降りた頃にママドゥたちも到着。なんと、雨があがってきたではないか!!嬉しい。

ステージに上がって演奏が始まると全員が集まりだした。そして彼らの為に書いた永田利樹の「Harvest Song」ではし~んと聴き入ってくれ、ラストのアンコールでは気がつけば全員総立ち!!新郎新婦もステージに上がってノリノリ!音楽の大好きな2人が喜んでくれる姿を見れて、しかもステージ上からみんなの嬉しそうな笑顔が見えて本当に本当に幸せな気分を味あわせてもらえました。




星が降るほどのお天気ではなかったけれど、最後には満月も一番星もしっかり顔を覗かせて幸せな幸せな結婚式になりました。手作りの暖かい結婚式に大感動。末永くお幸せに!!