minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

贅沢な一夜

2011年04月09日 | ライブとミュージシャンたち
怖い地震から一夜、風の音もびゅーびゅーと追い打ちをかけるような・・・どんよりと曇った日だったけど、江古田Buddyはそんな事を吹っ飛ばすくらい凄まじいライブだった。

前夜、香織さんから「仙波さんが遊びに来たい、って言ってますけど大丈夫でしょうか?」「ええ?もちろんですとも!ぜひぜひ!!」凄いな~、師匠も入ったら百人力だわw。



さらに、当日。昼過ぎに電話が鳴って「紗知さん、御元気ですか~?」あ、NYから定村史朗vln君が来ているんだった!「今日はバイオリン持って遊びに行ってもいいですか?」えええ?もちろんですゥ。これは凄い!!!




江古田で4人で演奏する予定が思いがけないスペシャルゲストの登場でいきなり豪華版。なんだなんだ?226か??

お客様も「うわ~~~、来て良かったああああ。」と大喜び。最後はボーカルの前田優子嬢も飛び入りしてくれて・・・・ミュージシャン冥利につきます。みんな、みんな有り難う!!!!!お蔭で素晴らしいライブになりました(涙)。




初めてだった高橋香織嬢も初っぱなからがんがんにいくタイプ。なんと男前なバイオリニストだろう!!カナビスの輪で、あんなに素晴らしいソロを弾きまくるとは・・・恐れ入りました!




リハーサルが終了して白雪姫のような可愛い衣装に着替えた途端、楽屋に入って来た定村君が「え?香織さん・・・その格好でいいんですか?」それって、どういう意味だ(笑)?トシキはニコニコと「う~~ん、そのギャップがいいんじゃない?」とデレデレ。仙波師匠は「ブラジルの教会に行く人みたいだね~。」って、ブラジルの曲は1曲しかやりませんでしたがw。


とにもかくにも天才が集う豪華な夜。仙波師匠のパーカッションに思わず笑顔がこぼれる珠也もめずらしかったけど、こんなメンツでやれって言われても2度とできないだろうな。一期一会の醍醐味を存分に味わった、本当に贅沢な贅沢な夜だった・・・。音楽の神様、有り難うございました。

写真撮影:川手誠司