minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

「バイエルの謎」安田寛著

2012年11月11日 | 映画、本、芝居関係
昨日は高校時代の友人Sが結婚パーティをするというので丸の内へでかけた。めったに行く事のない丸の内があまりに様変わりしているのでびっくり。お上りさん状態だった(汗)。

高校時代の友人だから、私と同じ歳。20歳を過ぎた息子,娘もいる彼女は13年間つきあった相手とようやく再婚。2人あわせて106歳だ!凄い!彼女のためにTReSで演奏をしてきました!

しかし、同い年とは思えないくらい若くて美人で才女のS。天は2物も3物も与えるのだな~~~とSの美しくダイエットに成功した純白のウェディング姿にほれぼれ。おめでとう!幸せになってね。

彼女の最後に放った一言「願えば叶う!」う~~~ん、人生の勝利宣言です。


話は別になるが、面白い本を見つけた。「バイエルの謎」。

私たちが小学生の頃、ピアノを始めるときに必ずお世話になったピアノの初心者入門バイブルと言える「バイエル」。ところが息子くらいの年代から「うちではバイエルは使いません」というピアノ教室、先生が増え出し、一気に『バイエルは入門書としてはどうなの?』という風潮が・・・。

なぜバイエルが酷評されだしたのか?そもそもバイエルってどんな人物?と疑問を抱いた著者が調べて行くうちにあまりに彼についての情報がないことに驚愕し、もしや世の中にバイエルがいなかったのでは・・・・?なぜバイエルは106番という曲数なのか?指のお稽古にしては曲の作り方がランダムで・・・????

などなどと歳月をかけてバイエルの足跡をたどる旅にでかけ、丁寧に調べていく過程がちょっと推理小説のようで面白かった。

種明かししちゃうと面白く無いからここには書きませんが、興味ある方はぜひお読み下さい。