ブラボー天童！

今日も素敵な出会いが沢山。本当に雷雨の中、駆けつけて下さった皆様、ありがとうございました。

秋田から約３時間、天童市に到着。いきなり、友人のお薦めそば処「吉里吉里」へ向かう。天童に来るのはジャズミーティングというフェスティバル以来だから、10年振り（それ以上？）になる。そして、RIOは学生卒業と同時に免許合宿で天童市にお世話になっているという不思議な縁もあって、最初からテンションあがりまくりw。

友人の推薦通り、山形でも有名な美味しいお蕎麦と天ぷらを食し大満足。










古民家をお洒落に改良した素敵な佇まい。扉を開けるといきなりパラゴンスピーカーが置いてあって、美しいギターの音色。レコードもずらり。お蕎麦やさんなのに、なんで？？？と気になって、帰りに美人女将に声をかけると音楽が大好きなご主人と２人できりもりしているそうだ。「今日の夜、よかったら、らぐたいむでライブやるのでいらっしゃいませんか？」


ラグタイムのマスターとも本当に10年以上ぶりの再会。横浜ジャズプロムナードが昔、前衛的で刺激的だったころは山形のジャズファンたちがこぞってツアーを組んで来てくれていた。ゲーテ座で私たちが演奏していたとき、RIOがまだ３歳くらいで演奏の合間に「かあちゃ〜〜〜〜ん」と大きな声をかけてきて、私は知らんぷりして、思わずピアノの黒田京子さんを見たことがあったのだが（苦笑）、その場に居合わせたマスターはちゃんと覚えていた。「あのときの男の子が・・・」時の経つのは本当に早いものですねw。

そんな昔話をしながら、サウンドチェックをしていると、今度はがらんがらん、と大きなバリトンケースを抱えた青年が入って来た。めずらしいなあ、バリトン奏者なんだ！と思ってケースを観れば・・・・RIOがバリトン奏者として活動するようになったころ、ケースを購入してすぐに海外用ケースをまた買わねばならず、殆ど使わなかったバリトンケースをネットのオークションに出品したことがあった。そのとき、購入して下さった方が「早坂さんですね？できれば、ケースにサインを入れておくってください。」横で「なんで〜？サインなんかしちゃったら価値が下がっちゃうんじゃない？」と心配する息子を横目に私は嬉々としてサインして送ったのでした。その、サイン入りバリトンケースを未だに綺麗に使用してくれている青年がわざわざ尋ねて来てくれたのです！！そうか、山形の人だったのね〜。バリトンサックス奏者どうし、楽器を吹かせてもらったりと会話が弾んで・・・残念ながら、７時半から夜勤のお仕事でライブは聴けなかったのですが、差し入れまで下さって、会いに来てくれて本当に嬉しかったな〜。ありがとう！！これからもバリバリ吹いてくださいね。






雷雨のせいで、客足も心配でしたが、仙台、福島からも常連の皆様が来て下さり、ライブは盛り上がりました。なんと、友人マリのおかげで、吉里吉里の美人女将や、PAの会社をやっていらっしゃる同性の早坂さんまで。この早坂さんとは実は天童のジャズフェスでPA担当して下さっていたらしい・・・という事も判明。世の中は狭いです！！



夜中までみんなで打ち上がって、何故かマテ茶パーティもw！！あ〜、楽しい１日でした。また山形に来ますからね〜〜！！








明日はまた海の方へ。このラグタイムでジャズのライブにはまってしまった面白いママ（さっちゃん）のいる、酒田のLush Lifeです。
どんなお店かな〜〜〜。ワクワク。