minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

Georgeのくれた課題曲

2015年07月15日 | ライブとミュージシャンたち
五島最後の夜は有川の「George House」。名物親父のジョージ(本当はむっちゃん)にはお世話になりっぱなし。さらに、ベベンコビッチの新譜「青盤」の方にはギターリストとして2曲も参加している。

「さちさん、今度来たときは『Work Song』をやりましょう。」とだいぶ前から課題曲をもらっていた。最初の年は私たちが演奏しているyoutubeを見て「白夜」を一緒に演奏したい、と言われ、アンコールで共演。昨年は行ってから「Little Wing」(byジミヘン)をリクエストされ、急遽共演。今年は早々と「Work Song」を指定してきたという訳だ(苦笑)。



今回、PAの山崎さんがいた御陰で「たこくらげ組曲」も披露でき、山崎さんのDUBと共演できたのも面白かったな〜。味しめちゃったので、たこくらげの時は山崎さんがいないと嫌だな〜なんて思ってしまった・・・。

青盤ではドラムで大活躍の尾崎さんもカホーンとパーカッションで参加してくれて、ベベンコビッチの音楽をみごとにサポートしてくれました。彼は東京でロックバンドのドラマーとして活躍していて(土屋アンナのバックをやっていたり。)2年前に「漁師」になる、と人生を五島の海に賭けてしまった強者です。乳首にピアス、奥歯と前歯がボロボロという外見は怖いお兄さんだけれどめちゃくちゃ優しい人でした。

美味しい料理を仕込みながらもきちんと音楽を聴いてくれて、アンコールには美味しいところをかっさらおうとする、ジョージ。いつもステージにあがると少々緊張気味の演奏になっていたのですが、今回はとても堂々と弾きまくってました〜。





ベベンコが歌う「ジョージの親父はクジラ獲り」をダブルアンコールで全員で演奏。

「トレスはRIOのキレが良くなったので、3人の音楽もぐんとレベルが上がったね〜。去年までは足ひっぱっていたけんね〜。」と3回も聴いているジョージのお言葉。まさにそのとおりですね。

こんなに個性的で面白い人間、東京にもなかなかいないな〜。ちなみにジョージと私は同い年だから、最初から意気投合しちゃった。私なんかよりもっと繊細な神経の持ち主だけど。愛すべきがんこ親父です。どうぞお幸せに〜〜〜。

ベベンコとの楽しいライブもあさっての長崎上海銀行でのライブで一段落。楽しい五島ともしばしのお別れです。






カキとイカの塩辛のアヒージョも絶品でした〜。











また来年、5月にイベントをPAの山崎さんが企画しているようなので、それも今からとても楽しみにしていま〜す。ありがとう、五島列島のみなさん。お世話になりました〜〜〜。京都から来てくれた「ろくでなし」の横田さん、Yくん、また来月京都でお会いしましょう。

台風はどうやら関係なく無事に島を出られそうです。昨晩はライブが中止になるかも、と心配していたのですが・・・。

明日(本日)は佐世保の音食亭で〜す。佐世保でのライブは初めてなのでドキドキ。どうぞ宜しくお願いいたします。

写真提供:IKUMI