ブルースの本

先日、キャロルの本を読んで「解散コンサートが観たくなった」とここで書いたら、さっそくファンの方から貸して頂く事になり（感謝！）、全くキャロルのファンでもなんでもないトシキと観ましたが、途中で旦那が挫折。一人であとでじっくり観ようと思いつつまだ観る暇がなく・・・（涙）。

「キャロル」の横にもう一冊目に入った本が、吾妻光良著「ブルース飲むバカ、歌うバカ」。なんと、久原大河氏装丁の本で嬉しくなって思わず手に取った。

しかし、吾妻さんとはお会いした事もなく、いつもすれ違い。ましてやブルースのなんたるかも全く知らない私。かろうじて原田芳雄さんがブルース歌手として歌っていらっしゃるので、大昔にブルースフェスティバルのようなもので、アルバートキングだったかBBキングだったか（区別がつかないところが恐ろしい）と競演もしているはずなのですが・・・（汗）。

本を読み出したらこれが非常に面白い。大物ブルースアーティストたちの話が次々に出て来て、その中の９０パーセントは私にとって全く知らない人たちなのだけど、それでも文章の力なのでしょうか、素人が読んでも笑えます。吾妻さんって、ブルースギターの人だと思っていたら、そちらは本来は副業でPAの会社にお務めだった、という事まで知ってびっくり。

副業でミュージシャン、と言えば昨日の「りべるて２」では慶応ジャズ研OBの先輩に誘われてセッションに行ったのだが、やはり彼らも立派な会社員。ベースの方も京大のジャズ研を出ていらして今はどこか公務員のお偉いさんらしかった。でも話を聞いてると私より沢山ライブをこなされているようだ・・・。

音楽だけで食べて行くには本当に厳しい日本の状況をひしひしと感じる今日この頃・・・ああああああ。

巷ではお盆最終日。千駄ヶ谷Loop Lineでお待ちしておりま～～～す。

ブルース飲むバカ歌うバカ-吾妻-光良/dp/4860202074

さよなら吹奏楽

西麻布アムリタ、楽しかった～～～。つのけんは流石、美味しいところをかっさらうようなソロで外人客が大騒ぎ。木曜の夜中にこんなに外人がいるなんて・・・。なんだか、NYのカフェで演奏している感じ。ざわついた店内で演奏し、だんだんみんなが惹き込まれていって踊り出す人がでてきて・・・ああ最高。

さて、タケジローさん、息子たちの結果は「足尾銅山」でしたヨ・・・銅でも良いじゃん、なんてしゃれで飛ばしましたが（苦笑）。

はっきり言って、うそだろ～～～？！点数も８５点つけた審査員と２５点をつけた審査員がいたらしい。２５点の審査員、寝てたんじゃないの？と親ばかな私はちょっと怒ってますw。

「結果がどうであれ、俺は気持ち良くソロが吹けました。この夏、一生懸命練習した事も良い思い出だし、楽しく演奏できた事が良かったと思います。」

息子はミーティングでこんな感想を述べたらしい。さよなら、吹奏楽。いろんな経験ができて良かったね。

さて、本日は20歳の頃に出演させて頂いていた新松戸の「りべるて」が新たに場所も変わり「りべるて２」となったお店に行きます。20年以上の歳月が流れ・・・しかも慶応ジャズ研のOB、中島薫(p)バンドのゲスト。懐かしい顔がいっぱいなんだろうなあ。知らない人たちとの新たな出会いに期待して、めったにやらないスタンダードなんぞを演奏致します。どうかお手柔らかに。

そして、明日は千駄ヶ谷LoopLineというこれまた初めてのハコでコスマス・カピッツァperとminga3です。こちらも暑い夏を吹き飛ばす凄い演奏になりそうな予感。ぜひぜひ来てくださ～～～い。

ハイレベル？？！

本日は高校吹奏楽コンクール。最初で最後の高校吹奏楽を聴く為に6時半から弁当作って送り出し、12時に家を出る。中学校のコンクールではドジなばっかりに１度もまともに聴く事ができなかっただけに（詳細は昨年、一昨年の今頃の日記を・・・）今回は準備万端。1時前には会場入りだあ！！

息子達の出番は2時20分だから、ほかの高校吹奏楽の演奏をたっぷり堪能できた。中学校の時も驚いたけど、ブラバン人口の多い事多い事。こんなに少子化が騒がれているのになんでこんなにブラバン人口が多いんだ？凄いなあ。

今回の会場は府中の森芸術劇場だったが、これもホールが３つに分かれていて同時にコンクールが開催されているのだ。親だろうがOBだろうが、一人800円の入場料。ぼったくりだ！高吹連よ、どこまで儲ける気か（怒）！！

まず、最初のバンドからして人数が違う。わ～、あのテナーの女の子超可愛い！どこの高校もレベルが相当高いな～、などと感心していたら、

「次は都立杉並高校です。指揮は五十嵐●●先生です。」

わ～、私の母校じゃん。しかもその頃からOBで遊びに来てくれていたあの、五十嵐先輩！頭はすっかりはげちゃったけど優しそうな熊さんみたいな笑顔、懐かしい！！自分が高校２年の夏、初めてコンクールに出場したのだが、人数も揃わないから無理矢理エレキベースの３年生を頼み込んで、Cクラスでジャズっぽい曲を演奏。なんと、それで金賞を獲得。だって、Cクラスに出場したのは４校、しかも１校は棄権だったんだもん（苦笑）。それでもなんでも初出場で優勝できたので、当時、無理矢理部長にさせられた私は鼻高々だったw。それが今や、ハープ、ウッドベース、バスーンまで揃って、見事な演奏を披露。特にサックスの女の子２人がめちゃくちゃ上手かった。こんなに凄くなっていたなんて。五十嵐先輩、ご苦労様ですぅ～。

いよいよ息子達の出番。茶髪を１日だけ黒に染め直した息子と友人が登場。カルメンのダイジェスト版で冒頭にソプラノのソロがあるので、バリトンを抱えながらの演奏。なかなかよくやった、と母は大満足。杉高のソプラノの女の子の方が音は大きかったようだけどw。ま、あのボロソプラノでよくやったな。結果はまだ聞いていないが、立派な演奏だったと思う。毎日６時間も練習したんだもんなあ。

演奏後、杉高の五十嵐先輩にご挨拶に行った・・・

「五十嵐先生はどちらでしょうか？」
「あ、先生はAクラスのコンクールの方もあるので、そちらに向かいました。」

は～～～？そうか、さらにAクラスが同時にコンクールに出ているんだ？じゃあ、あの40人近いメンバーはBクラスの腕前って訳？そして、その倍は楽器も生徒もいるってこと？？？？ひえええええ。恐るべし、高校吹奏楽。美人サックス奏者が次々に現れて来るのがよ～～～く解った一日だった。

さあ、これから夜中は西麻布アムリタです。つのだ健dr、神村晃司keyを迎え盛上がりましょう。11時頃からと1時頃からで～す。

キャロル

おかしな天候、相次ぐ地震。寝ぼけ眼の息子は・・・

「今朝、また地震だったけど怖かったね～」
「は？全く知らなかった。」

とまたもや気がついていなかった。あの揺れの中でもぐっすり眠れるなんて・・・。

突然ですが「キャロル」（byジョニー大倉）という本を図書館から借りて来た。

中学時代にビートルズを知らないくせにキャロルのファンだった私（汗）はキャロル解散後も永ちゃんのソロなどを聴いたりしていたので、矢沢永吉とジョニー大倉の出会いから離れて行く全貌がようやく解って面白かった。

リーゼント、革ジャン、ハンブルグ時代のビートルズを真似したけど、最初、矢沢永吉は全盛時代のビートルズ頭、マッシュルームだったなんてw。曲を作るのを永ちゃんが担当、歌詞はジョニー。「ファンキーモンキーベイビー」のイントロのギターでうっちゃんが・・・。

２人の関係に飄々とかかわっている「うっちゃん」の好青年ぶりも素敵。こうなったら矢沢著の「成り上がり（だったかな？）」も読まねばw。

そして幻の「キャロル解散コンサート」のDVDも見てみたい。誰か貸して下さ～～い。

地震の被害は？

天気がおかしい。夏なのに・・・。せめてブログのデザインだけでも青空の夏にしよう。それにしても昨日の地震は怖かった。

ちょうどテナーサックス練習している最中だったので、慌ててスタジオから飛び出す。しかし、テナーって重い。首からぶらさげながら、ど、ど、どうしよう！って廊下をウロウロ。人の楽器だから、地震の時にどこかに置く訳にもいかず・・・。仙台の方が震源地だったようですが、仙台の皆さんご無事でしたか～？

息子は学校でさんざんサックス吹かされているので、今のところ家で練習を殆どしていない。せっかくMちゃんから借りたピカピカのテナーが泣いちゃうよ、と私がとりあえず練習で鳴らしているのだが、これがまったく鳴りません（涙）。でも毎日少しでも吹いていけば・・・いつかきっとバリバリと鳴る楽器になるでしょう！って楽器のせいじゃなくて自分の力量不足のせいか？でも、テナーってやっぱり面白い。もう少し体力があればやはりテナー吹きになりたかった。

長い間ぐらぐらと揺れていたけど壊れたものも無く、無事でなにより。と思ったら、寝室の壁にたてかけてある長細い鏡がベッドと鏡台の間に落ちていた。しかし、周りにあった化粧品やらアクセサリーなどは一つも倒れておらず・・・鏡もくるっと一回転してベッドの脇に立てかけられていたのだ。なんでだろう？不思議だあああ？？？

はっと気がつくと息子はまだ帰宅していない・・・。今日は学校の帰りに中学校のブラスバンドコンクールがあるので、それを見学に行っているのだが、もうとっくに終わっているはず。慌てて携帯に電話をすると

「地震？気がつかなかったなあ。今電車に乗るところだから。夕飯はA先生にご馳走になるからいらないよ。」

ちゃっかり、焼き肉をご馳走になり上機嫌で帰って来た。ちなみに、中学校は見事金賞だったそうだ。おめでとう！！さあ、息子たちも死ぬ程練習させられているんだし、今度のコンクールが楽しみ。曲目はカルメン。初っぱなにソプラノのソロがあるのでバリトンと持ち替えるようだ。

「いやあ、中学の方が俺らより上手いと思う！」

それはないでしょう？毎日休まず6時間も練習しているっていうのにィ。お陰で土、日も早起きさせられているんだからね。頑張ってくれ～。最初で最後の高校吹奏楽コンクール・・・青春だなあ。

リコリス、イグアス、カンナビス

８月８日は「はっぱの日」。だから「Cannabis Ring」をやったという訳ではありませんが・・・（汗）。

でも久しぶりのminga4、気持ちよござんした～～～。利樹の新曲「リコリス」も「イグアス」も面白かった。イグアスはアルゼンチンとブラジルの境にある『滝』の名前。そして『リコリス』は・・・？

Kos「花の名前かな？」
Toshiki「お、よくわかったね。彼岸花の一種で毒があるらしいよ。」
Sachi「ふ～～ん。それにしても『Lycoris』とか『イグアス』とか最近の曲は『ス』で終わるタイトルが多いわね！」
Kos「本当だ、カナビスも！」
Toshiki「あ、叩いてる人が『コスマス』じゃん!」

親父ギャグが楽屋で飛び交っていたけど、やはりツーカーの仲間は嬉し。ライブは楽し・・・。

明日は横浜Dolphyです！

久しぶりの青空だ～～～！お天気が良いと購買力もアップ。という事で青空色のパンツをキャンプ用にユニクロでゲット。お金ないのに、バーゲンという言葉に弱い私。ついフラフラと店内に引き寄せられる。あああああ。

さて、明日はminga4、久しぶりのDolphyです。ぜひぜひいらしてくださいね～～～。

MAUに来て下さって

みなさん、ありがとうございました！

このブログを見て来て下さった方が沢山いて本当に嬉しいです。このところライブの本数が少ないので、一回一回を本当に大切に演奏していきたいと思ってます。という事で、次回は8日（土）の横浜Dolphyですね。minga4。横浜方面の方いらしてくださいね～！

写真は前回のゴーヤにつづき、まるでハリーポッターの「組み分け帽子」のようなピーマン。可愛いですね。そして、また新たなオリーブオイルをゲット。この頃はまってますw。

ビバ、夏野菜！！

尾瀬から帰ってさっそく質の良さそうなオリーブオイルを購入した。小ちゃい瓶で1200円。酸化するから、このくらいの瓶を1週間くらいで使い切る。味がびっくりするくらい美味しい。早く使えばよかった・・・。同じお店に１リットル380円のオリーブが山積みになっているけど、ふん！と無視（前はそれを買っていたけど）。毎日オリーブと塩こしょう、にんにくだけのシンプルドレッシングサラダを食べているけど飽きない。

そんな野菜漬けの日々だが、タイムリーな事に岡崎から穫れたて野菜が届いた。写真はその中のゴーヤ。あまりに変わった形なので「ゴーヤ」ってメモまでついてたw。割ったら中から赤い種が！とても変わったゴーヤだったけど、チャンプルにして食べたらやはり苦味のある美味しいゴーヤだった。


超ロングなす、超ロングおくら、くねくねピーマン、太っちょキュウリ・・・etc.夏野菜でいっぱいの段ボール。わ～～～い。学校から帰った息子が「なんだこれ？うわ～、緑パラダイスだな！！！」と大喜び。

夏野菜をもりもり食べてこの夏を乗り切るぞ～～～！

月曜日はMAUよ！

jazz dubbed (Bassline Fa \"K\" ) Freedubjazz MAU


あっという間に７月も終わり。図書館から沢山（といっても意外と少ないけど）アルゼンチンに関する本を見つけて来ては貪るように読んでいる。

急に決まったので慌ててアルゼンチンとはどんな国かと勉強しているのだが、結構イタリア人気質のようなラティーナ気質というか・・・いやはや凄そうだ。今読んでいる本は20年前のフォークランド戦争時代に住んだ日本女性の本なのだが、とてもネガティブな事が書かれてあり、おいおい、大丈夫か～～～と心配になってくる。嬉しさ反面、不安が次第に募る私達の心とは裏腹に、暢気に「全く不安はないよ～」と言い切る息子よ。明るく育ってくれて嬉しい......。

さて、月曜は久しぶりのMAUです。CDやらTシャツやらを沢山ご用意して、もちろん新曲も取り揃えてお待ちしておりま～～～す。暑い暑い夏にはやっぱりMAUのライブでスカッとしちゃいましょう！！！レゲエ祭りだああああ。９時からですのでお間違いなきようにいらして下さいね。終電には間に合います。