表具屋さん

祖父の残した軸物をざっくりと
見て、気に入った物は季節に合わせ
玄関や居間にかけて楽しむように
している。この先、娘達がどうする
かは考えない事にしている。
とにかく自分の生活の中で
完結すればいいかと。祖父は
地方の一趣味人だったから大阪の
骨董商は引き取らなかった。
そこで、昔お茶に通っていた
表具屋の男の子を思い出し
友人から紹介してもらった。
今日は、すべて見てもらい
取敢えず解り易く紙箱に入れ
写真を付けるという仕分けを
して貰えるようになった。
特に補修するものは
一つくらいで、後は自分のお気に入り
に対して桐箱を作り保管に回せば
良いとの事。取敢えずすべて
持帰って箱作りと補修、整理を頼んだ。
これでどうするかと迷っていた事が
片付いた。