鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

新刊・続刊・・・!!!

2010-03-09 21:05:25 | Weblog
午後から、雪まじりの雨。夕方から雪に変わり、真冬に逆戻りのような一日。


このところ、ネットの本屋さんへの発注が多くなりました。
街中やショッピングセンターの中の本屋さんへ行く機会がめっきり減ってしまったことは、以前、このブログの中でも書いたかもしれませんが・・・。

実店舗だと、現物がなくて、お取り寄せになってしまって、出直したり、既に品切れ・廃刊となっている場合とか、とにかく現物を確保するまでに時間がかかる場合も多いようです。
その点、ネットショップは、在庫の有無が早く分かるし、早いところであれば、翌日には、もう届いていたりするので、やはり、超スピード時代になったもんだなぁ・・・取り揃えて発注する業務をしている従業員の方も大変なんだろうなぁ・・・なんて思うわけです。

そんな便利な世の中になって、今度は、パソコンや携帯電話や電子ブックなんて媒体が、席捲しつつあるけれど、やはり、本の手触りや重さや装丁の美しさなんかを感じながら読みたい・・・なんてことも・・・以前、書きましたかね?

どうも電子媒体というのは、馴染めなくて、なんだか物語に没入できないというか・・・。

そのうち、紙でできた本も無くなる日も近いのでしょうかね?
レコードがCDに、CDが、ファイルに変わっていったように・・・。

過去の遺物・・・と言われて・・・。

そうなったら、私は、過去の遺物に埋もれていたいですね。
部屋の中は、本だらけだし・・・。
ちょっといいかもしれない・・・。
過去の遺物に、過去の人間が埋もれて白骨化・・・なんちゃって・・・。
絵的にどうでしょうか?
京極夏彦さんあたりに、文章化してもらうと、耽美で隠微で、美しいかもしれない。
『嗤う伊右衛門』のお岩の遺体が鼠に齧られ、その横で白骨化したお岩を抱くように沿いながら笑みを浮かべて死んで行く感じ・・・。

実は、京極本の新刊が出ているのも知らず、悩み多く生活していたのですが、先週、京極さんの著書を久々に検索してみると・・・なんと、新刊が3冊も出ているではないですか・・・しかも刊行されて3ヶ月以上も経っている・・・不覚!!!
悩んでる暇なんかなかったわ。新刊のチェックを怠っていた自分を責めつつ、早速、新刊3冊 Get!ですわ・・・。

『数えずの井戸』、『幽談』、『冥談』の三冊。

そして・・・今週・・・。
大島弓子さんの『グーグーだって猫である・5』が既に刊行されていたのを知り、慌てて、発注いたしました。この頃、なんか・・・出遅れている日々でございます。