今日も、曇りがちなのに、30度を超える残暑。
昨日、兄にお別れをするために、県北迄、車を走らせた。
葬儀の準備で、義姉も忙しいだろうから、葬儀前弔問は、どうしようかと半日悩でいて、月曜日の晩に訃報を受けてから、殆ど眠ることができなかった。
翌日(昨日)、義姉に電話すると、兄は、斎場に安置しているということで、義姉も斎場に詰めているようだったので、急遽の弔問となった訳で。
県央迄、渋滞が発生しなければ、片道1時間半。
往路は、国道をただ北上するのみだったけれど、帰りは、道を間違え、隣市内を逡巡することになり、陽が暮れてからの帰宅となってしまい、今日は、休養日にした・・・というか、身体が怠くて、起きて居られず。
葬儀の準備もあるのになぁ。
喪服も夏服の用意がないので、母のもので代用することにした。
この暑さでは、母の形見のパールのネックレスは使えないかも。
真珠は、汗に弱いから。
流石に、今時のネックレスの糸は、化学繊維だから、汗でどうのこうの・・・ってコトはないだろうけれども。
真珠本体の変色がイヤだ。
夏(もう秋なのに、いつまでも、いつまでも暑い今年)の葬儀は、大変だ。
葬儀は、土曜日だから、あと2日間余裕がある。
夕刻になって、祭壇に飾ってもらう生花の発注など。
最近は、WEB(他、FAX,電話等)で24時間受付中とのこと。
斎場のコールセンターも24時間勤務なんだね・・・。
そういえば、病院の霊安室には、3時間程度しか、ご遺体を留置できぬお決まりのようで。
亡くなったショックに打ちのめされているのに、3時間で、葬儀会社など決めねばならぬし、寒い時期なら、故人も自宅に帰りたいであろうから、その準備も大変で、そのあたり、ものすごいストレスなんだよな・・・。
父の場合も、午後3時頃亡くなって、自宅に戻ってきたのが、宵頃で、その間に、祭壇を組んで、お迎えの準備もした。
母のときは、自宅で亡くなりかけても、まだ心臓が動いていたから、救急搬送されて、それが早朝で、夕方頃には、病院で、エンジェル・ケアを施してもらい、夕方前には、自宅に帰ってきた。
兄は、時期が悪くて、この暑さで、ご遺体が損傷されるとのことで、葬儀迄、斎場の一室で、待つことになったのだけれど。
それでも、家族は、少しでも、長く兄と居たいことだろう。
兄は、娘と息子のよい父親だったようで、ふたりとも、とても素直で、きちんと育てていたことがよくわかる・・・。
義姉も、時には厳しく・・・よい教育を施したと思う。