最高気温夏日に迫る24度。季節が、1か月程後退。
穏やかな晴れの一日。
予定では、8月末に完了するはず?だった新築中の隣家ではあるが、週に2、3度工事のひとが来て作業するくらいで、時が過ぎ、11月も半ばに突入。
ゆるく傾いた初冬の日差し中を浴びながら(ちょっと暑いくらい)、ベランダに出て、隣家の陽当たりなど観察してみる。
随分と思い切った設計だな・・・と思う(よそ様の御家なので余計なお世話だが・・・)。
敷地南側には(たぶん建築基準法が改正される前に建てられた家屋だと思うのだけれど)、三階建家屋。
つまり、日中の南側には、陽は、当たらない。
二階建てなので、採光は、東側一択ということだけれど、二階は、太陽が真南に達する正午前には、陽は翳る。そして一階は、午前10時半頃には、もう採光は断念せざるを得ない(つまり、拙宅が東側なので、邪魔している感じかも)。
太陽光を反射させてそのまま室内照明とする光ダクトなど設置しているのかもしれない?
自然に有るものを遮断するのは割と簡単だけれど、もともと無いものを持ってくるのは、大変。
南側全面を捨て(もともとあるはずのもの)、東側の僅かな隙間から、採光するといった思い切った設計ではあるな・・・と思ったり(でも、住んでみてどうなんだろう。家族構成にもよるけれど)。
旧居宅の二階部屋に寝起きしていたときは、北側と東側の二面採光だったけれど、夏場は、東側からの朝日が、午前10時くらいまで、差していた。北側の窓は、明かり取りだったけれど、あまり陽の差さない部屋だった。しかも唯一採光できる東側の窓は、遮光カーテンを閉めっぱなしにしていたので、殆ど陽の差さない部屋だったけれど、勤め人だった頃は、寝るだけの部屋だったから、ちょうどよかった。廊下を出た南側のフローリングの部屋は、日当たりがよかったけれど、樹木の関係で、午後になると陽が翳った。
タイトルの『朝日のあたる家(The House of the Rising Sun)』は、ニュー・オリンズの娼館の歌らしいけれど、新築の『朝日しかあたらぬ家???』は、たぶん?ほぼ完成・・・というか、完成まじかなのかも・・・???