どんよりとした雲に覆われて、まだ十二月だというのに、酷寒。
日中の最高気温6度。冷蔵庫の中にいるようで・・・。
昨日(12月12日)。
小学生の時からの友達と郊外の茶寮でランチ。
まだ紅い楓が数本、日本庭園の中に残っていた。
ランチのあと、拙宅迄、来てもらった。
もっと早くに、転居先に来訪願いたかったけれど、拙宅隣家の新築工事が始まったり、彼女は彼女で父上の介護で、なかなか日程が合わず、とうとう年末になってしまった。
彼女の父上は、市内の小学校に定年迄勤め、最後は校長職にいて、母上は、専業主婦で、恵まれた家庭だと思っていたけれど、私の思い描く幸福な家庭とはちょっと違っていたようだった。
三人娘を独立させ、現在は、ご主人と猫5匹。
母上は、3年前に他界。週に何度か、同市内の実家へ父上の介護(通院等)で、忙しいようだ。
一時期は、賀状のみの付き合いとなっていた。
10年前に、現在私が住む雷都から、旧居住地に戻ってきて、お互いの家が、車で、5分程度距離だったけれど、このときも、なかなか会えずにいた(・・・というより、会うのがたぶんお互い面倒だったのかも?)
そして、今度は、私が雷都へ移転することになって、去年から、ちょいちょい会ってはいたけれど、今年は、そんなこんなの事情で、昨日、会うことにしたのであった。
私は、この数年で、すっかり、老けてしまったのに、彼女はあまり変わっていなかった。
なにか不思議?な達観のあるひとで、よい家のお嬢さんなのに、私のような貧の育ちのモノなのに、気が合う(勝手にそう思っているだけかもしれないけれど)。
お互い、あと何年生きるかわからないけれど、せめて残された年月は、楽しく暮らしたいものよ・・・で、ハナシは終わったのだった・・・。
朋有り遠方より来る 亦楽しからずや・・・(論語)
ともあり遠方よりきたる またたのしからずや。