鼎子堂(Teishi-Do)

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貸金庫

2024-12-03 21:57:52 | 社会・経済

穏やかな春のような日差しの初冬続く・・・。

 

母が亡くなったとき、僅かだけれど遺産があって、私は、それを預かっていて、某・地銀の貸金庫を契約して、相続完了迄、母の通帳、土地権利書、登記簿、印鑑などを、貸金庫に入庫していた。

期間にして1年くらいだったけれども。

貸金庫を使う程、大した遺産でもないのだけれど、母が常々、自分の息子(私にとっては愚弟)には、注意してと言っていた。

ズル賢くて、嘘つき・・・というのが、母が下した息子への評価だった。

この『ズル賢い』というのは、とにかく口先三寸で、母を騙し、金銭を引き出し、何かして失敗すると母にシリ拭いさせていた。

賢さとズル賢さは、ちょっと違うのか、すぐバレる嘘をつく(そのあたり、賢さとは別のモノだった)。

自分自身と嫁と二人の娘の生活費(主に光熱費)、さらに国民健康保険料などは、母が全額負担していた。

その息子に、母自身の死後、母の残した僅かな財産を全額使われてしまうのを阻止するために、私に預金通帳と土地の権利書・登記簿・印鑑を預けた。

 

その貸金庫は、A3サイズ、高さ10cmくらいの抽斗のような感じで、銀行の窓口に行って、貸金庫の中身を取り出したいと旨の伝票に印鑑を押して、その都度、個室で箱をあけるだけれど、鍵は、銀行と顧客で、1個つづ保有し、ふたつの鍵がないと開閉できない・・・という説明があった。

年間で、11000円の賃貸料金だった。

某・三菱UFJ銀行の貸金庫から、推定10億円の顧客の資産が抜き取られ、和久井映見似の女性行員の犯行だとか・・・違うとか・・・???三菱UFJ銀行側で、被害届を提出していないようなので、その女性行員は、逮捕されないらしい。

そして、『報道しない自由』とかで、どのテレビ局も一切、報道していない。テレビ局、新聞社の上得意様の三菱UFJ銀行だもんな・・・。顧客の不利益にならないよう忖度するらしい。

財閥系の銀行さんで、一般国民は、お客じゃない・・・というスタンスの銀行だね。大口預金者以外、およびじゃないからね・・・という態度が顕わな銀行だと聞く。

本当は、銀行の所有する鍵だけでも、開閉が可能で、何処の銀行でも、貸金庫からの窃盗は普通の事らしい。

基本、貸金庫には、お札(現金)は、入庫できない?と認識していたけれど、金塊などの貴金属、宝飾品、株券、高級腕時計、美術品、絵画、鍵・・・そんなものを入庫しているのだろうか・・・(他に思い浮かばない)。

マスターキーの他に、イザってときのために、ちゃんと銀行側だけで解錠できるようなシステムだから、たぶん、何処の銀行でも、同じように、貸金庫からの窃盗は行われているんだろうな。

そして、件の貸金庫内の物品窃盗の女子行員単独では、無しえないから、たぶん、彼女のウエの人も了解済みなんだろう。

銀行も信用できなくなって、司法も地に落ちたし、被害届をださないのでは、警察だって捜査できないし・・・って、どんだけ、都合良く出来てんのかね?

まあ、貸金庫なんて、資産家の老人くらいしか使わないだろうから、その方たちが、お亡くなりになれば、お預かり資産は、銀行さんのものになるし、税金もかからないのだから、銀行丸儲けって、ハナシで・・・。

正義なんて、たぶん、もうこの国には、存在しないんだろうなぁ・・・。

もし因果応報があるとしたら、どんな応報があるんだろう・・・窃盗って・・・???

 

 


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