鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

Adiora Brooch②/魅惑のクリスタルガラス

2018-11-20 23:22:21 | 宝石
乾いた冬の晴天。
日中の気温も、15℃を下回るようになって、晩秋の趣。


冷え込んできました。
裏の雑木林を飛来していた蝶、蜂などの姿もみえなくなりました。
木々も緑色から、明るい黄色、茶色く枯れ枝葉(台風などで、木の枝が、半端に折れて、あとは枝ごと落ちるのを待つばかり)、そして今一番赤く目立つのが、樹々に絡まった蔦。

基本的に、足が6本以上ある昆虫は、苦手なのですが、今を遡ること、十年くらい前に、観劇で訪れた渋谷にある劇場の入り口近くにあるスワロフスキーの店舗で、明るい照明の中、ディスプレイされた美しく光る翅(ハネ)をもつ蜻蛉(とんぼ)のモチーフのブローチを見つけました。

価格が、私の価値観と合わず、高額だったので(ガラスが、こんなに高いのか・・・)、即買いすることはなかったのですが、自宅に戻ってから、あの翅の美しさが、忘れられず・・・(このあたりは、2008年5月5日の拙ブログをご参照下さい)。

画像も載せていますが、昔の携帯電話で、適当に撮影した画像なので、ボケボケのブレブレです。


ブローチは、服と服の素材を選ぶので、この蜻蛉のブローチは、出番が殆どなくて、最近になって、ストローハットやコットンキャップなどのカブリモノのアクセントで、活躍を始めました。

スワロフスキーを始めて知ったのは、もう4半世紀以上も前に、勤めていた電機メーカーで、欧羅巴(ヨーロッパ)に出張に行かれた方から、お土産を、いただいたのですが、ほんの4cmくらいのアヒルちゃん?です。


大きな円筒形の箱の中に、分厚いスポンジの中にサンドイッチ状態で入っておりました。
(箱は、汚いですが、中のアヒルちゃんは、ごくごく、稀にみるくらいなので、キズなどはついておりませんでした)


アヒルは、シルバークリスタルということらしいので、前出の蜻蛉のブローチのような色の変化は、ありませんが、とても可愛い(形もそうですが、大きさも)オブジェです。

スワロフスキーは、19世紀に、創立されたオーストリアのメーカーさんで、創始者のスワロフスキーさんは、チェコの方だそうです。
普通のガラスより、高含有の酸化鉛で、あの輝きと色を作り出すのだそうです。

また繊細なカッティングを施した形状で、不思議な輝きを放つようです。



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