なんと、慌ただしい1日だろう。
いま私は、伊賀神戸で特急待ちだ。
足がもつれて転倒し、したたか頭を打った姉を真木一家にまかせて、名張にパソコンを取りに帰り、今夜は姉宅泊の予定である。今夜出稿の大きな原稿を抱えている。
「親が死んでも、出稿時間は延ばせない!」
現役の記者時代、幾度デスクからこの言葉を聞かされたことか!
午後4時の電車で松阪に戻る。
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和田金で親戚一同、別れ難くて小一時間おしゃべりし、東京に帰る英登一家を見送ったあと、妙子ねえさんのお気に入り、番茶亭でお茶することになった。そこで事件は起こったのだ。おしゃべりしながら機嫌良く歩いてい
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6月23日。午前9時、松阪・法久寺に向かう。実家の義姉が法事を開いてくれたもので、ほんとうに有難い。お念仏を終えた本堂の片隅で、兄姉たちの孫がひと固まりになって、幼い従兄弟をあやしている。逝った人がは
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?