4月24日(火) 雨
日本では2週間前に、今年の桜はほぼほぼ終わってしまった。
今年の桜は今年限り!
皆さま。 死生のありようを櫻花に託して、堪能されましたでしょうか?
台湾在住の金つなぎ応援団の千歳さんから、「台湾の桜です」と画像が届いた。
上から、寒櫻、八重櫻、富士櫻、吉野櫻であろうか?
台湾の桜は1月から4月上旬ごろにかけて各地で花開き、お花見客も多いけれど、日本のように桜花の下でお花見をする風習はないようだ。
ワシントン・ポトマック河畔の、【日米友好の象徴】である桜並木は、毎年春になると約2000本の桜並木が、人々を楽しませる。
ポトマックの桜は日本から贈られて、今年で111年目を迎え、全米桜祭り(Cherry Blossom Festival)は、いまや多くの地元民、観光客が訪れるビッグ・イベントとなっている。
金つなぎの会は、会創設の平成7(1995)年に、早や『ポトマックの櫻を励まし癒される旅(6泊8日)』を敢行し、実に45人ものがん患者と家族が爛漫の桜花を励まし、癒されたのであった。
この桜並木を、日本から遥かに離れたアメリカに定植させた殊勲の方々は、まずエリザ・シドモア 女史。紀行作家でもあった彼女からの『日本の櫻をアメリカに!』という提案は、米政府に何度も拒否され、実に24年間にわたる長い要望の末にやっと実現した経緯がある。 その間表立って知られているだけでも、親日家のヘレン・タフト大統領夫人(夫君は、第27代アメリカ合衆国大統領のウィリアム・ハワード・タフト氏 )や水野幸吉ニューヨーク総領事、 高峰譲吉博士(アドレナリンの発見者)、 尾崎行雄東京市長らのかかわりを得て、110余年後の今も、見事な櫻並木をポトマック河畔に残している。
昨年の『金つなぎブログ』の過去ログに、『「私、NHK のアナウンサー、秋野由美子さんの大ファンなんです。秋野 さんのブログで広野さんを知って、以来『金つなぎ・さくらブログ』の愛読 者になりました」と語る平井千歳さん(31歳)は、夫君の転勤で、9月 から台湾に在住。ご夫妻とも京都大学出身の俊秀ですが、「健康な 今こそ、明るく前向きに生きる金つなぎの病友がたの【応援団】になり たい」、と力強いエールを贈ってくださいます。 榊原温泉に参加された千歳さんに、「赤ちゃんが生まれたら、私たちが ベビーシッターするからね」と激励したのですが、その後台湾に行かれ、 少し遠すぎるようです。千歳さん! 新たな任地で、明るく、強く、前向きに!』と、残っている。
千歳さんご夫妻が赴かれた台湾の新竹(シンヂュー)市 は、基幹産業であるハイテク産業が盛んなことでも知られ、新竹郊外にはパソコン、通信、半導体などのIT関連企業が集中する、世界的にも有名な工業団地「新竹サイエンスパーク」があり、【台湾のシリコンバレー】と呼ばれている。
お若い日本人のご夫妻が、異国の最先端ビジネスで活躍なされる様子を、今夜も想像して、エールを贈り続ける『金つなぎ』である♪
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