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3月18日(木) 晴
80回目の誕生日を迎えた。
待ちかねていたので、朝から訳もなくわくわくしている。
だって、「79歳です」では、インパクトが無いんだもの。
次は、85歳!
今から、その日を心待ちにする。
・・・なんて、畏れ多いことを!
寿命は神様の領域なんです。
はいっ。
ほんとうは、月に1回の楽々窯の日なので、正夫義兄さまの美味しい昭和の昼食やおやつがとても楽しみで、早々に参加の返信をしたのだけれど、よくよく振り返ってみたら、またぞろ新型コロナの変異種が出て、「金つなぎの花追い旅」の催行が危うくなってきたり、夜に息子たちが「三人会を♪」と言ってくれたりして、今日も残念ながら、欠席の返事をすることになった。
◆
病友で陶友のゆきちゃんと不二子ちゃんからお誘いをいただいて、市内の割烹に行ったのは、3月初めのことだった。
「少し早いけれど、お誕生日、おめでとうございますぅ」って、桜花散らしのトートバッグと爛漫の桜散らしのキャップをいただき、すぐにキャップをかぶってポーズをとった。
小ぢゃれた割烹の手の込んだ一品料理の数々を堪能し、お酒は新潟の越の寒梅を桝に並々とあふれさせて、「う~ん、旨いっ!」
おかみさん差し入れの「ばくれん」は、フルーティーで品のよい吟醸香、軽やかでいてキレの良い味わい、飲み疲れしないスッキリ感、なんとも爽やかで心地よい酒で、超辛口なのもうれしい。
有難くも、心地よくほろ酔いのこの夜を、命の尽きる日に必ず思い出して、改めて感謝することだろう。
ゆきちゃん、不二子ちゃん、ありがとうございます。
たっぷりのお心を、ほんとうにほんとうに、ありがとうございます。
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庭の梅花が満開で、誕生日を祝ってくれる。
夫が造園屋さんに「築山には真紅の墨染めを植えてほしい」とお願いしたのに、咲いたのはピンクの八重唐梅で、いたく落胆していた。
あれから40年、義父も父も、兄も姉も、そして夫も、今は亡い。
「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」(唐詩選)
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夜の宴は、「お嫁さんのお手製ですか?」と聞かれたけれど、すべてがさくら手製のおつまみアラカルト。
「電動自転車、買うからね!」
心肺機能強化のため、膝に負担をかけないで大腿四頭筋を鍛えるため、家族の反対を押し切って、「買う」と決めている。
息子たちも、黙ってうなづいた。
「転ばないから!」
小さな意志を押し通し、ささやかな幸せに、ひたすら感謝の夜!
矍鑠の日々に圧倒されつつ、 新聞社時代を振り返っております。
今給氏、丸山氏も、泉下であなたの活躍ぶりを喜んでおられるかと拝察。85歳も楽々超えて頑張ってください。
おめでとうございます~🎉🎊🎂💕
病気と戦いつつも人生を謳歌なさって、はや80年ですか、きっとさくら♪さんご本人はあっという間なのでしょうね。
いつも私と猫さんたちを暖かく見守ってくださり、心より感謝しております🙇💕
これからも色々な事に興味を持ち続けるさくら♪さんでいてくださいませ😆👏
いつも、母のような優しさをありがとうございます。これからもよろしくお願いします。