さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 名張市勤労者福祉会館の小会議室の壁が塗り替えられ、部屋が美しく明るくなった

2021年12月19日 23時15分45秒 | さくら的非日常の日々
12月19日(日)  曇

昨日、名張市のがん難病相談に出向き、明るく美しくなった部屋に、とても気分が良くなった。

思えば17年前の11月。 名張市が誇る世界企業、ロケット発射台の耐熱塗料開発などで知られるオキツモ株式会社に、知らなかったとはいえ社長室に伺い、当時の山中克敏社長に、「汚れた壁を塗り替えたいのです。 5万円の寄付を頂戴できませんか?」とズバリお願いし、「ペンキと筆を買って皆で壁を塗り替える? あはは、ウチ、ペンキ屋でっせ」といなされて、すぐに部屋を塗り替える手配をしてくださった。
姉上が金つなぎの会員で、ご一緒にドイツ・イタリアへ夢のような旅をご一緒させていただき、ご葬儀には「弔辞を」と突然に言われてしどろもどろしたけれど、「姉がお世話になりました。 何かあれば言うてください」とぉ声掛けくださった山中社長との、ご縁を頼らせていただいたのであった。

当時のブログが残っている。

♪15日は光触媒塗料で美しい壁塗り・・・
2005年11月15日 12時51分58秒 | さくら的非日常の日々

          光触媒のペンキは体に優しい! 
    作業を見守る、左から沖田和正・JHC社副社長
    上島慎吾・オキツモ社主任、福山敏績・福山工務店専務
      手前は寺谷喜春さん、塗師歴23年。 おぉ~!

11月15日(火) 
朝9時半に、名張市の勤労者福祉会館に出向く。
JHC社・沖田副社長からお誘いのあった、壁塗り仕上げを拝見するために…

美しい! 匂いがしない! 体に優しい! 環境に優しい! 新時代の塗料。ありがとう、ありがとう。
常識はずれのお願い事を快諾くださった、世界企業・オキツモ株式会社の山中克敏社長、ほんとうにありがとうございます。

金つなぎの病友の弟君にして、私と同い年の誼。…って、すこしあつかましかったかしら?
充分、あつかましい?
ごめんなさいね! 明日、おわびのTELをいたしましょう。
                    ◆
♪11月10日は「名張市がん・難病相談日」。 全国初~!
2005年12月12日 23時53分44秒 | さくら的非日常の日々

             相談を終えたら、相談者も取材陣も
             サポーターも、み~んな旧友のノリ!
              撮影=さくら、by VAIO-camera

12月10日(土) 
9日夜は、イギリス旅行に出かけていた10日間の部屋の埃と洗濯物が気になって、片づけやら洗濯やらをしていて、結局午前4時の就寝となった。
深夜テレビが、哀川翔のドンパチをやっていたので、ついつい、私までハイになって、家事にいそしんでしまったみたい。

…で、10日は午前9時まで爆睡。多分私は、この自由気ままな睡眠時間レイアウトで体のバランスを取っているのだろう。

自由業・一人暮らしの大きなメリットが、この「自由さ」だ。
現役の記者時代には、どんなに深夜帰りが続いても、義父母の介護当番が続いても、翌朝は定刻にデスクに座っていた。

…ムリしていたんだなぁ。
サラリーマン時代の不器用な自分を思い返し、時折、あの頃の自身がいとおしく、抱きしめたくなる。

そうして、頑張るサラリーマン諸兄姉に心からエールを送りたくなる。
食事療法、それなりに、OK?
運動療法、それなりに、OK?
温浴療法、それなりに、OK?
イメージ療法、それなりに、OK?
腹式深呼吸、毎日やってますか~?
物事の良いほうを信じて、明るい人生観・死生観を持つようにしていますか~?
”縋るもの”は、多ければ多いほど宜しいよ~!!!

などと、自分に言い聞かせ、病友に、そして、世界中の生きとし生ける皆々さまに、伝えたくなる。

さて、12月10日は「名張市がん・難病相談日」。人口8万余、「地方の1市が専任相談員を置いて、がん相談室を開設した例は、おそらくないでしょう」(厚労省)とのこと。
毎日新聞の熊谷豪記者が、厚労省にまで取材をかけてくださって、このことを全国発信してくださった。
ほんとうにありがとう、熊谷さん!
お若いやさしい笑顔に、心からの敬礼!!!

相談開始の午後1時に、少し遅刻した私メ。先着の取材陣・名古屋テレビのクルーさんが「昨日帰国したばかりだから、多分時差ボケでしょう」と案じてくださったそうだが、いえいえ、2週間あまりほったらかしたせいで、愛用のバイクが動かず、いたずらに空ふかししたせいで、余計に言うことを聞いてくれず…
結局、サポーターの河村氏が迎えに来てくださって、有難い!

1時過ぎに、相談者来所。皆さんに退室頂いて、じっくりお話を伺う。
いろいろ抱えておられて、約1時間半。
「もう、皆さんに入って頂いていいですよね?」
「はい、話を聞いて頂いてすっきりしましたから…」
ってことで、名古屋テレビの海老名敏宏プロデューサー率いる強力クルー、読売新聞の中村総一郎記者、サポーターの河村徳幸氏・勝子さん夫妻も加わって、Tea-time。

がんが3人称で語られた時代は、はるか昔のこと。今やヒトゲノムの解析も進み、遺伝子レベルにまで個人の情報解析が広がり、がんはもはや、あなたと私、1人称、2人称で語られる時代を迎えた。

だからこそ、みんなで明るく強く前向きに、一度限りの人生を悔いなく生ききりたい。
病む人も、健常なあなたも!



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