8月17日(月) 晴
長梅雨が明けたとたん、強烈な猛暑の連続に、夕立もなく、朝夕欠かさず水遣りをしても、鉢植えの花々は気息奄々。 早や枯れた鉢も。
日々の相談電話も、新型コロナの蔓延と自粛ムードに熱暑が重なり、がんや難病の相談よりは、どのように生きれば良いのかという、人生の根源的な内容が増えてきた。
「何があろうと、受け入れましょう! 逃げない、めげない、へこたれない♪」、「きっと良くなる、ご一緒に!」、「新型コロナ、どんなに気を付けていても、罹るときは罹ります。 どうぞ、感染を恐れないで! 感染しても重症に至らない生体環境を作っておきましょうね!」と飽かず繰り返し、励ますつもりの自分の言葉に励まされている。
長男から、「今夜会社の帰りに、お盆飾りの片付けに寄りますが・・・」とLINEメールが入ったので、予定よりは1日早いけれど、長男、長孫に掛け軸の架け替え、盆提灯の片付けなどを任せた。
片づけを覚えていてくれただけでも、有難い。
玄関先の、日月の釣り灯籠に明かりを灯し、お家流の送り火とする。
長男から長孫へ。 家の歴史が伝わっていってくれるように、願ってはいるけれど、「どんなお家に嫁ぐかわからないから、ね。 ばぁばさんは、ご養子さんが来てくださるとありがたいけれど、こればかりは・・・」
なにしろ我が家は、二つの墓所と八代遡るご先祖さまが居てくださるだけの、しがない庶民の家である。
こんな家に、ご養子さんを迎えるだなんて、望中外のことだね。
長孫も二孫も、自由に羽ばたいてほしいとは願うものの。
然は然りながら、然りながら。
老婆の欲こそ、恥ずべきは無し。
15日は、長男一家が墓参に行ってくれた。13日に先行した次男一家と「脳みそが溶けるわぁ」など言うほどの暑さだったので、留守番のさくらが、「疲労回復に、季節外れのすき焼きをしようか?」、「うれしいですぅ」。
で。
高級肉の向本精肉店で、ロースを奮発。 「残りはスーパーで、【上、中、下】のお肉を買ったよ」。 年に数回のすき焼きなのに、老婆はすぐにケチ臭いことを言う。
「今年最後の盆汁よ」、「本当に、美味しい!」、「比奈知小学校でも、名張の郷土料理を作ったね」、「百杯汁やったっけ?」
家族で他愛ない話題が広がるのも、いと楽し♪
いつも、励まされ生きる希望を頂戴し、本当にありがとうございます。
ご子息様ご家族の支えをいただかれ、おかげで私どもも元気と勇気が沸きます。
盆汁を作ってみましたら、本当においしく、夏の健康増進によろしいですね。
ほんとうに、ありがとうございます。
ストレスが災いすることの多い消化器のがんを、15年もの間ストレスとうまく付き合われ、再発も転移もなく、ご主人さまのがんともども、寛解に至っておられますこと、お悦び申し上げます。
残暑厳しき折、くれぐれもお身お大切になさってくださいね。