さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪うれしい(^o^)丿! 映画→温泉→伝統食…

2007年01月08日 21時38分16秒 | さくら的非日常の日々
                1月8日(木) 

昨日、清野氏に「映画『硫黄島からの手紙』を見たい、ね」など話していたら、さっそくにTEL回覧を回してくださって、石井議員夫妻、河村夫妻、清野氏、秋田氏、桑野さん、長福さん、山口さん、私の10人が打ち揃い、伊賀市のジストシネマへ。

大人の映画鑑賞会。 ご一緒できて有難う

C・イーストウッド、S・スピルバーグ。 ふたりの日本びいきが、日本の武士道への思い入れたっぷりに、戦争の無残を描いて見せてくれる。
後方からの補給もなく援護もなく、洋上の小島に2万人の兵士を置き、日本の本土を水際で守れよとの、無謀な戦争を強いた、かつての日本国。

一方、栗林中将に最後の檄で、「諸君。いま日本は戦いに敗れたりと言えども、後世、日本国民が諸君の忠君愛国の精神を賞し諸君の勲功を讃え、諸君の霊に対し黙祷を捧げる日が、必ずや来るであろう!」と言わせた、アメリカ人 C・イーストウッドがいる!
戦後60年の歳月が流れ、硫黄島で死んでいった兵士たちの手紙から、日本兵の戦時の人生をを拾い上げてくれた、アメリカ人映画監督がここにいる!!!

イーストウッド監督に腕一杯の花束を贈呈したいな。
あ、バロン西を好演した私のご贔屓、井原剛志にもね。 

『硫黄島…』を見て、はからずも『ひめゆり…』を思い出した。
少女のころに見た映画『ひめゆりの搭』は、多感な私たちに反戦の思いを深く刻み込んだ秀作であった。

2万人もの兵士を置いて、作戦無きがごとき大本営の無能無策の負け戦を、かろうじて栗林中将のリーダーシップを以って生きた硫黄島の36日間。 対するひめゆりの沖縄戦は90日余の死闘を繰り広げ、日米双方に20万余の犠牲者を出し、うち12万余は無辜の沖縄住民であったという。
なかでも、映画の主人公となった県下女子中等学校の生徒らの戦場での悲哀は、今もそくそくとこの身に迫る。

今日も地球上のいくつかの国では戦争が継続され、子どもたちが不幸の極みに生きている。 戦争を知らない世代も人口の過半数を超え、戦争体験も風化している。

今、自らの戦争体験を語り継ぎ、戦争の実相を伝えるべきことが、映画の世界でこのようになされていることに感謝し、帰途、やぶっちゃの湯でぬるり・つるりの温浴療法! 自らの命をつなぐ。

その後、長男宅に寄って夕ご飯のおよばれ…。
メニューは、むろ鯵の開き、蓮根のきんぴら、柚子こんにゃくの刺身、小芋の煮ころがし、具だくさんのお味噌汁。 
伝統食を頂きながら、今夜はお片付けが出来ていない姉妹がパパに叱られ、パパが不機嫌なので早々にさようなら。


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