『LUCY/ルーシー』(原題:Lucy)
監督:リュック・ベッソン
出演:スカーレット・ヨハンソン,モーガン・フリーマン,チェ・ミンシク,
アムール・ワケド,アナリー・ティプトン,ジュリアン・リンド=タット他
翌日も仕事の平日は、できるだけ家に近い劇場で観たいけれど、
帰り道のもろ途中にある劇場では本作の上映時間がめちゃ遅い。
『柘榴坂の仇討』は前日に観てしまったし、『ルパン三世』も同様に遅い時間帯。
前週から体調不良なのに、ここまでして映画を観に行く意味があるのかと自問しつつ、
行けば行ったでしんどかったことも忘れるのでした。TOHOシネマズ西宮にて。
リュック・ベッソン監督「らしく」なかった『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)←良かったけど。
その路線で行くのかと思ったら、少し「らしさ」が戻った『マラヴィータ』(2013)。
そしてこれは、まんま「らしい」。
台北の豪華なホテル前。
ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は知り合ってまもない友人リチャードから、
鍵のかかったブリーフケースを押しつけられる。
ホテル内にいるジャン氏(チェ・ミンシク)にそれを渡してきてほしいと言うのだ。
仕方なくルーシーがフロントでジャンの呼び出しを依頼すると、
コンシェルジュは明らかに怯えた顔。
すぐにエレベーターから降りてきたいかつい男どもにルーシーは拉致され、
ジャンのもとへと連れて行かれる。
ホテルの部屋には複数の死体が転がり、返り血を浴びたジャンの姿。
どうやら彼は恐ろしいマフィアのボスらしい。
とんでもないところへ来てしまったと、ルーシーは命乞いをするが、
ジャンからブリーフケースを開けるように言われ、おそるおそるそのとおりに。
ブリーフケースの中に入っていたのは新種の麻薬。
ジャンに殴られて気を失っている間に、ルーシーは腹部にその麻薬を袋ごと埋め込まれる。
ルーシー以外にも同じように麻薬を埋め込まれた男が3名いて、
それぞれパスポートと旅券を渡され、運び屋となることを命じられる。
到着地で再び開腹されて麻薬を取り出される手はずとなっているのだ。
ところが途中、ルーシーの体内で麻薬の入った袋が破れてしまう。
それらは彼女の脳に異変を生じさせ、超人として覚醒する。
一方、脳科学の権威ノーマン博士(モーガン・フリーマン)は、
人間は潜在能力の10%しか活用できていないが、
20%以上活用できれば、とんでもない力を発揮すると考えていた。
覚醒したルーシーの脳は、20%をも超えてどんどん活用範囲が広がってゆく。
このまま100%に到達すれば死ぬと悟ったルーシーは、
パリに滞在中のノーマン博士と会うために出発するのだが……。
誰でも気軽に楽しめる作品を目指し、かつ女性を主人公にすることが多いベッソン監督。
「気軽に楽しめる」にしては脳の仕組みがちょっぴり複雑。
ま、あんまり難しく考える必要はないのでしょうけれども。
スカヨハは高ビーな女性を演じているときよりずっとイイ。
彼女を助けることを余儀なくされるパリの警官役、アムール・ワケドは、
『砂漠でサーモン・フィッシング』(2012)で大富豪を演じた人。
何の得があってアンタを助けなきゃいけないんだという彼が、
スカヨハにキスされて「想い出に」と言われた瞬間に骨抜き状態。可愛かったです(笑)。
人の命は、知識を伝えるためにある。
だけど、こんなことになるのなら、脳の活用範囲は15%ぐらいがいいなぁ。
監督:リュック・ベッソン
出演:スカーレット・ヨハンソン,モーガン・フリーマン,チェ・ミンシク,
アムール・ワケド,アナリー・ティプトン,ジュリアン・リンド=タット他
翌日も仕事の平日は、できるだけ家に近い劇場で観たいけれど、
帰り道のもろ途中にある劇場では本作の上映時間がめちゃ遅い。
『柘榴坂の仇討』は前日に観てしまったし、『ルパン三世』も同様に遅い時間帯。
前週から体調不良なのに、ここまでして映画を観に行く意味があるのかと自問しつつ、
行けば行ったでしんどかったことも忘れるのでした。TOHOシネマズ西宮にて。
リュック・ベッソン監督「らしく」なかった『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)←良かったけど。
その路線で行くのかと思ったら、少し「らしさ」が戻った『マラヴィータ』(2013)。
そしてこれは、まんま「らしい」。
台北の豪華なホテル前。
ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は知り合ってまもない友人リチャードから、
鍵のかかったブリーフケースを押しつけられる。
ホテル内にいるジャン氏(チェ・ミンシク)にそれを渡してきてほしいと言うのだ。
仕方なくルーシーがフロントでジャンの呼び出しを依頼すると、
コンシェルジュは明らかに怯えた顔。
すぐにエレベーターから降りてきたいかつい男どもにルーシーは拉致され、
ジャンのもとへと連れて行かれる。
ホテルの部屋には複数の死体が転がり、返り血を浴びたジャンの姿。
どうやら彼は恐ろしいマフィアのボスらしい。
とんでもないところへ来てしまったと、ルーシーは命乞いをするが、
ジャンからブリーフケースを開けるように言われ、おそるおそるそのとおりに。
ブリーフケースの中に入っていたのは新種の麻薬。
ジャンに殴られて気を失っている間に、ルーシーは腹部にその麻薬を袋ごと埋め込まれる。
ルーシー以外にも同じように麻薬を埋め込まれた男が3名いて、
それぞれパスポートと旅券を渡され、運び屋となることを命じられる。
到着地で再び開腹されて麻薬を取り出される手はずとなっているのだ。
ところが途中、ルーシーの体内で麻薬の入った袋が破れてしまう。
それらは彼女の脳に異変を生じさせ、超人として覚醒する。
一方、脳科学の権威ノーマン博士(モーガン・フリーマン)は、
人間は潜在能力の10%しか活用できていないが、
20%以上活用できれば、とんでもない力を発揮すると考えていた。
覚醒したルーシーの脳は、20%をも超えてどんどん活用範囲が広がってゆく。
このまま100%に到達すれば死ぬと悟ったルーシーは、
パリに滞在中のノーマン博士と会うために出発するのだが……。
誰でも気軽に楽しめる作品を目指し、かつ女性を主人公にすることが多いベッソン監督。
「気軽に楽しめる」にしては脳の仕組みがちょっぴり複雑。
ま、あんまり難しく考える必要はないのでしょうけれども。
スカヨハは高ビーな女性を演じているときよりずっとイイ。
彼女を助けることを余儀なくされるパリの警官役、アムール・ワケドは、
『砂漠でサーモン・フィッシング』(2012)で大富豪を演じた人。
何の得があってアンタを助けなきゃいけないんだという彼が、
スカヨハにキスされて「想い出に」と言われた瞬間に骨抜き状態。可愛かったです(笑)。
人の命は、知識を伝えるためにある。
だけど、こんなことになるのなら、脳の活用範囲は15%ぐらいがいいなぁ。