『人生の約束』
監督:石橋冠
出演:竹野内豊,江口洋介,松坂桃李,優香,小池栄子,高橋ひかる,美保純,
市川実日子,立川志の輔,室井滋,柄本明,ビートたけし,西田敏行他
前述の『ブリッジ・オブ・スパイ』とハシゴ。
同じく109シネマズデーの109シネマズ箕面にて。
『池中玄太80キロ』を手がけたベテラン演出家の初映画監督作品。
って、いまごろ『池中玄太』と言われても。
杉田かおるがそれはそれは可愛かったのは35年も前のお話(笑)。
ま、でもターゲットはその年代なのでしょう。
タイトルがちょっとずれている気はしますが、無難に感動できる作品になっています。
中原祐馬(竹野内豊)は大学時代の盟友・塩谷航平とIT関連企業を創業。
飛ぶ鳥を落とす勢いでのし上がり、今や大企業に成長。
しかし会社が大きくなるにつれて祐馬と航平の間に溝ができ、
結局は航平を追い出す形で決別してしまう。以来、ふたりに音信は無し。
ワンマン化した会社では、祐馬の部下の誰も何も進言できずにいる。
唯一、沢井卓也(松坂桃李)が祐馬に反対の意思を見せたところ、
彼にかつての航平の姿を合わせた祐馬は、卓也を即刻クビにすると決める。
そんな折り、祐馬の携帯に航平から何度も着信が。
無視して電話に出ようとしない祐馬を秘書の大場由希子(優香)が諭す。
航平の身に何かあったのかもしれないから会いに行ったほうがいいと。
航平の故郷である富山県の新湊を訪れてみると、まさに航平の葬儀中。
航平は数カ月前にふらりと帰郷、病に伏してそのまま還らぬ人となったらしい。
焼香に現れた祐馬を、航平の義兄・渡辺鉄也(江口洋介)は激しくなじる。
その席で航平に一人娘の瞳(高橋ひかる)がいたことを初めて知る祐馬。
瞳や近所の住民から聞かされる祭りの曳山のこと。
ここ四十物町(あいものちょう)の曳山が、財政難により新興の西町に譲渡されたという。
航平が死ぬ間際までその曳山にこだわっていたと聞き、
金で買えないものなどないと考える祐馬は、曳山を買い戻すべく、
西町の町内会長・武田善三(柄本明)に会いに行くのだが……。
45歳の竹野内豊と48歳の江口洋介。いい感じに年を重ねていてカッコイイ。
あまり嫌な役の人のイメージがないご両人。
江口洋介は最初から熱い人で、町民をまとめていますが、
竹野内豊は最初はものすごく嫌な人。
こんな役のときもあるんだと驚いたほどです。
それが、いつのまにか忘れていた心を取り戻し、やっぱりいい奴に。
四十物町の町内会長に池中玄太のよしみか西田敏行。
その役名を「西村玄太郎」としたのはちょっとした遊び心でしょう。
町内会長の奥さん役には室井滋。さばさばした漁師仲間に小池栄子。
飲み屋のママに美保純、カメオ出演並みの刑事にビートたけしと豪華キャスト。
ターゲットがはっきりしたストーリーにこの配役なら無難も無難。
無難と言いつつ、きっちり泣かされている私です(笑)。
エンディングは最後の最後だけ転調して長調に。
最初から長調の曲のほうがさらに無難でよかったと思うのですが、
なんで最後へ来て曲だけこんなにひねるのよ。
何はともあれ、泣けます。
監督:石橋冠
出演:竹野内豊,江口洋介,松坂桃李,優香,小池栄子,高橋ひかる,美保純,
市川実日子,立川志の輔,室井滋,柄本明,ビートたけし,西田敏行他
前述の『ブリッジ・オブ・スパイ』とハシゴ。
同じく109シネマズデーの109シネマズ箕面にて。
『池中玄太80キロ』を手がけたベテラン演出家の初映画監督作品。
って、いまごろ『池中玄太』と言われても。
杉田かおるがそれはそれは可愛かったのは35年も前のお話(笑)。
ま、でもターゲットはその年代なのでしょう。
タイトルがちょっとずれている気はしますが、無難に感動できる作品になっています。
中原祐馬(竹野内豊)は大学時代の盟友・塩谷航平とIT関連企業を創業。
飛ぶ鳥を落とす勢いでのし上がり、今や大企業に成長。
しかし会社が大きくなるにつれて祐馬と航平の間に溝ができ、
結局は航平を追い出す形で決別してしまう。以来、ふたりに音信は無し。
ワンマン化した会社では、祐馬の部下の誰も何も進言できずにいる。
唯一、沢井卓也(松坂桃李)が祐馬に反対の意思を見せたところ、
彼にかつての航平の姿を合わせた祐馬は、卓也を即刻クビにすると決める。
そんな折り、祐馬の携帯に航平から何度も着信が。
無視して電話に出ようとしない祐馬を秘書の大場由希子(優香)が諭す。
航平の身に何かあったのかもしれないから会いに行ったほうがいいと。
航平の故郷である富山県の新湊を訪れてみると、まさに航平の葬儀中。
航平は数カ月前にふらりと帰郷、病に伏してそのまま還らぬ人となったらしい。
焼香に現れた祐馬を、航平の義兄・渡辺鉄也(江口洋介)は激しくなじる。
その席で航平に一人娘の瞳(高橋ひかる)がいたことを初めて知る祐馬。
瞳や近所の住民から聞かされる祭りの曳山のこと。
ここ四十物町(あいものちょう)の曳山が、財政難により新興の西町に譲渡されたという。
航平が死ぬ間際までその曳山にこだわっていたと聞き、
金で買えないものなどないと考える祐馬は、曳山を買い戻すべく、
西町の町内会長・武田善三(柄本明)に会いに行くのだが……。
45歳の竹野内豊と48歳の江口洋介。いい感じに年を重ねていてカッコイイ。
あまり嫌な役の人のイメージがないご両人。
江口洋介は最初から熱い人で、町民をまとめていますが、
竹野内豊は最初はものすごく嫌な人。
こんな役のときもあるんだと驚いたほどです。
それが、いつのまにか忘れていた心を取り戻し、やっぱりいい奴に。
四十物町の町内会長に池中玄太のよしみか西田敏行。
その役名を「西村玄太郎」としたのはちょっとした遊び心でしょう。
町内会長の奥さん役には室井滋。さばさばした漁師仲間に小池栄子。
飲み屋のママに美保純、カメオ出演並みの刑事にビートたけしと豪華キャスト。
ターゲットがはっきりしたストーリーにこの配役なら無難も無難。
無難と言いつつ、きっちり泣かされている私です(笑)。
エンディングは最後の最後だけ転調して長調に。
最初から長調の曲のほうがさらに無難でよかったと思うのですが、
なんで最後へ来て曲だけこんなにひねるのよ。
何はともあれ、泣けます。